bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 配置転換中

バッテリー移設準備

気温の低い冬場は大きな問題にはなっていませんでしたが、春になり気温が上がってからバッテリー周辺温度が60℃を越えてしまいました。走行時間が長い程温バッテリー周辺の温度は上がっていきます。

 

リチウムバッテリー化のためにバッテリーの移設検討を開始します。一番簡単なのは熱源からバッテリーを遠避ける事です。
後付のLED灯火配線とリレー類の配線でごちゃついている様に見えますが、エンジン系配線の上に重ねてあるだけです。

左のレギュレーターを外に出してスペースが出来たし蓋をしているクーラントリザーブタンクを外せばオイルタンクからバッテリーを少し後ろへ移動する事が出来ます。

クーラントタンクを瓶型に替えて、後付したヘッドライト・ファン・ウインカー等のリレー配線を整理したらバッテリーを後ろにずらすか横向きにしたらオイルタンクの熱影響を下げられそうです。

仮配置検討中

バッテリーの蓋をしてるクーラントリザーブタンクを外してボトル型タンクをオイルタンクの内側に入れます。リチウムバッテリーはその後方に配置する事に。
リレーはステーの上下両面実装にまとめました。中央のイグナイターがバッテリーに接触するためイグナイターをレギュレーター跡地にずらす事にしました。

明日はイグナイターを固定するためのプレートへの穴開けとリチウムバッテリーの配置確認とバッテリーを固定するホルダープレートの作成予定です。
リザーブタンクはクーラントラジエーターから吹き出した際のブリーザーホース穴から溢れた場合にクーラントがエンジンの上に流れたら大変な事になるので対策を検討する必要があります。

再配置完了

電装プレートにイグナイター固定用の穴を空けてイグナイターを再配置してから追加リレー配線を復元して組み上げていきます。

余っていたアングル材でバッテリーホルダーを作成しましたが、バッテリーを保持するには高さが足りないみたいで作り直しが必要です。新しいアルミ板を買ってこないといけませんが、取り敢えず先に始動確認を行います。

暫定配線中。バッテリーへの配線は後でまとめ直します。

暖機テスト中

配線などは変更していないため、バッテリー端子のショートに気をつけてエンジンの始動確認を行いました。

今回リザーブタンクを変更した際に古いタンクには全くクーラントが残っておらず、ラジエーター内も100mlほどクーラントを継ぎ足す必要がありました。ちょっと抜けが早い感じもしたのでブリーザーホースをリザーブタンクに付属していた透明なチューブに交換して暖機時にどうなるか確認しました。このチューブは普通のPVCなので後で耐熱シリコンチューブと交換します。

エンジンが暖まってラジエーター内の圧力が上がると思ったより早くクーラントがタンクに出て来ます。どうやらラジエーターキャップが寿命の様です。これも新しいものに交換しないといけません。

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bb1 ソメイヨシノ

SH866BA仮配線・動作テスト

防水コネクタの配線を綺麗に作る自信が無かったので配線済みのコネクタを購入しました。しかし配線長が短くてフレームの内側まで届きそうにありません。アース線はレギュレーター固定ボルトにバッテリーのアース線から延長した配線を共締しておき、残りは配線延長とコネクタを作成する事にしました。

その前にレギュレーター本体が正常に動作するかをbb1に仮配線してエンジンを始動させ確認します。充電電圧はSH541SAとほぼ変わらないみたいです。LiFePO4リチウムバッテリーの充電電圧としては少々高目な数値です。ヘッドライト点灯時であれば問題無い範囲ですが。


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新しく届いた電工ペンチで+線の250型端子と前回購入した大型ペンチで三相交流線の305型端子をカシメてコネクタと配線を作りました。

ポロッと

翌日、新しく作成した三相交流線の305型コネクタを取り付け様と車体側のコネクタと一緒に手に取った途端に配線がモゲました(^_^;)。原因は大型ペンチの被覆側バレル選択ミスでした。

配線の長さが不足してフレームの内側まで届かなくなったため、AV2sq線を継ぎ足しハンダとギボシで補強して熱収縮チューブとコルゲートチューブを巻いておきました。今度は適切なバレルで端子をカシメて配線し動作確認を行い問題ない事を確認しました。

新バーエンド

bb1に使っているハンドルバーは純正では無くタキオンというメーカーのものです。

ハンドルバー内部がバテット加工されてφ19mm/17mm位の段差になっています。なので市販のバーエンドはそのまま装着出来ずゴムを加工したり薄板を追加しないと装着出来ません。
前のはあまり締付けが良く無かったのか路肩の枝にヒットして左が飛んで行きました(^_^;)。
今回は重い50gのバーエンドにしてしっかり取付けたので振動とか改善されるかもしれません。

四本堂公園再び

先週、車検を取ったばかりの2号機で出掛けた四本堂公園までbb1を走らせます。今日は晴れてはいますが気温はそれほど上がらず11℃位でしょうか。少し肌寒い感じです。

あまり気温が上がってないせいかソメイヨシノは少しずつ開花している感じでした。今週末は天気が悪そうなのでどうなる事やら。

前回の試走と変わらず交換したレギュレーターは良く冷えて、新しいだけあって充電電圧も安定しています。ヘッドライト点灯中であれば走行時点では14.5Vを指しています。

SH866BAはSH541SAよりは一回り大きいせいか、二ーカップを装着した革パンツでは偶に膝が当たります。更に大きいオープン式のSH847を装着する場合は取付け位置をカウルを避けつつ前側に移動する必要がありそうです。まあ、オイルタンクの熱問題の方が対策優先度としては高いので充電電圧がBSLi-05の許容充電電圧範囲内であればレギュレーターはショート式のSH866BA/SH541SAで良さそうです。

小径ラジアルマスター

11/16から9/16のラジアルマスターに変更したフロントブレーキは握力とストロークの関係が良くなって扱い易くなりました。パッドの引き摺りも無く軽く回るせいか、やはり軽いホイールに合ってます。

対策の効果

2月にFスプロケットを交換して走行不能になり、復活してから走行距離も700kmを越えました。

シャフト抑え兼カバーを取付けるネジ穴とスナップリング取付け穴を拡大して、奥のOリングからアルミスペーサーに強化したスプロケット周りはガタも無くスナップリングもしっかり固定されており安心しました。内部のスナップリングは定期的に開けて状態を確認しつつ、ある程度距離を走ったら交換した方が良さそうです。

走行不能の原因となったアース線端子の緩みですが、燃料タンクの配線も接続部を確認しましたが、緩む気配も無く正常に燃料ポンプも作動していました。

燃料ポンプも何時壊れても良い様に互換性の有りそうな燃料ポンプを購入しておきました。これは現在使用している燃料ポンプに装着しているフィルターと同じメーカー(QuantumFuelSystem)のポンプです。
取り敢えず、次に故障するまでは気兼ねなく走れそうですw。

久しぶりの天山経由

急に気温が上がって暖かくなったので、久しぶりの天山経由で走ってきました。

 

前回から-10kgの軽量になって切り返しも軽くブレーキも良く効く様になってる筈ですが、思ったほどにはパワーが無さげでアクセルオフでのエンブレが効き気味な感じ。とは言え何かトラブルとか悪いとこは無い感じでした。

気がつけば

気がつけば20000kmを越えていました。こっちに来て復活させてからの走行距離はやっと6000km位でしょうか。車体は大分出来上がってきましたが、ライダーの方は衰えるばっかり(^_^;)。

バッテリー周辺温度は60℃を越えるため、リチウムバッテリーに交換するには更に遮熱対策が必要な様です。

またか

左インナーチューブにまた滲みが?。前回1000km程で漏れてオイルシールを交換して約3000km程でまた漏れ出した感じ。インナーに点錆とかは見当たりませんが別に原因があるのでしょうか?また暫くは 様子見ですね。

bb1 BSバッテリー

BSLi-05

軽量化の候補としてLiFePO4リチウムバッテリーへの換装は予定していました。

レギュレーターの充電電圧のテストやバッテリー周辺温度の問題も解決していないため、リチウムバッテリーへの換装は当分先の予定でしたが、Webikeで55%OFFセールだったので先行投資する事にしました。

リチウムバッテリーの軽量化やコストは必須条件ですが、bb1の高い充電電圧や熱問題も考慮しています。

YB10L-A2より小型サイズである事や高いCCA。筐体の耐熱温度や多数の配線数を賄う端子形状を持つ点で幾つか選び、ウォッチしていたらBSLi-05が偶々セールになっていた訳です。

到着したBSLi-05の寸法と重量を測定。それからテスターで初期充電電圧が13.26Vを確認しました。後は付属のスポンジを追加してバッテリーの位置決めから配線の固定までを済ませます。

寸法はYB10L-A2の長さ136 幅91 高さ146に対して長さ134 幅65 高92。左右のオイルタンクの内壁に接する以外はエンジンとオイルタンクの間に断熱材を挟む余地が出来ました。重量は-2.3kg。今までの軽量化を加算すると車体重量150kgを下回りました。

CCAが160→280になり始動性は良くなる筈ですが、ツインプラグで元から始動性は良い方でしたから、それほど変わった感じはしませんでした。

暫く暖機しておいたのですが、ヘッドライト消灯時で開放型バッテリーの充電電圧14.7Vと比べると14.0V弱しか電圧が出ません。レギュレーターが充電制御してるのか故障の前触れか(^_^;)。

温度計のセンサーをバッテリーとスポンジの間に挟んでから試走に出掛けます。

試走中

気温が上がって暖かい週末の日で道路も混雑気味です。

上がらなかった充電電圧は走り出して暫くすると以前と同じ14.6Vを表示する様になりました。

レギュレーターはバッテリー端子に接続していますが、固定位置を変えた訳でも無く接触不良とも故障とも言い難い感じです。

いつもの裏道が途中から工事通行止めで使えないので国道に出ますが、交通量が多くてバッテリー周辺温度はあっさり60℃を越えてしまいました。一旦戻って調べ直す事にします。

暫く保留

戻ってバッテリーの熱を確認します。

温度センサーはこのオイルタンクの左内壁中央で測定しており、遮熱シート自体は1.4mmしか厚みがありませんから一番温度が高くなる箇所になります。

サイズが大きい開放型はオイルタンクとクーラントリザーブタンクの境目にしかセンサーが入らないため60℃以下でした。

エンジンからの熱は高さ調整のスポンジの厚みがあるせいか、バッテリーの底自体はそれほど熱は感じません。

リチウムバッテリーなので横倒し・縦置きにする事も考えましたが、効果は不明ですし配線の延長やショート対策が面倒そうで保留にしました。

リチウムバッテリーは前倒しで購入した事もあり、一旦開放型バッテリーに戻す事にしました。

まずはSH866BAに換装して、充電電圧が上がらなかった件含めて新しいレギュレーターの充電電圧がどうなるかを先に確認する事にします。リチウムバッテリーへの換装は充電電圧が安定してから。熱対策もそれからです。

これも先の話ですがレギュレーターを外に出したのは将来的にSCRオープン方式のSH847AAを使う事を考えています。ただSH847はサイズが大きいんですよね。

bb1 復活・リトライ

試走中

多久インターで止まって以来、1ヶ月ぶりにbb1を走らせました。

燃料ポンプも止まる気配も無く、気温が低いお陰で外に出したレギュレーターは冷えて良い感じ。左膝との距離は十分です。

バッテリー温度も底に遮熱シートを追加した効果で温度上昇も穏やかです。それでも走行中は徐々に温度が上昇していき最高57℃を記録しました。外気温10℃程度での走行中は概ね55℃で安定しています。ガソリンを補給したら遠出も問題無さそうです。

リトライ中

前回、復路で止まった鳥栖往復の高速道路のルートを再び走ります。

行きは途中のSAに寄って燃料タンクへの配線を確認しますが、特に問題なく追い越し車線での加速も問題ありませんでした。振動以外はw。

東脊振インターを降りてMax Fritz鳥栖に立ち寄ってから再び高速道路に戻ります。帰りもエンジンが止まる事無く快調に走ります。ちょうど覆面PCが巡回中でしたが、法定速度内なので何事も無く多久インターに降りました。

その後は下道を走って無事帰宅しました。bb1は快調そのものでした。

再確認中

走行中はバッテリー電圧14.5V前後、バッテリー周辺温度55℃前後、水温79~100℃で安定しています。

レギュレーターは手で触れる程度の残熱しかありません。三相交流線のコネクタを外してみますがハロゲンに変えて消費電力も上がってますし、往復200km弱の走行距離では新しいままです。

燃料警告用のサーミスターセンサーを廃して燃料ポンプのアース線の端子に変更しています。内部の端子を繋ぐボルトは24kメッキボルトで繋がっています。今回は内外の配線端子が緩まない様にバネ座金を挟んで外を四角ナットで締め、蓋に対して端子とボルトが緩まない様に常にテンションが掛かる状態にしてあります。

外の端子は24kメッキ保護のためナイロンロックナットで締め付けています。どの道、パッキンの密着に液体ガスケットを使っているため劣化するゴムパッキンと液体ガスケットは定期交換部品扱いです。これは+配線側も同じでタンクを降ろさずに交換出来る様に左右に振り分けました。

中央の燃料ホース配管プレートは6本のボルトとパッキンで取付けられており密着度合いが異なります。

気になったのはカウルステーの直線部分がある水平パイプはどうしても振動に対して不利になります。タンクから伸びる垂直パイプを2本にしてクランプを左右2箇所に分け振動点の距離を短くしたほうが良いかもしれません。取り敢えず、以前の構成に戻します。

スプロケットカバー

特注のスプロケットと丸S型止め輪より固定力のあるC型止め輪に交換して、奥のOリングストッパーに代わるアルミアダプターは400km程度の走行距離ではガタも無く今のところ問題は出ていません。こちらは継続使用で定期的な確認を続けます。

フロントフォークに取付けたアクションカメラはバネ下固定のせいか路面からの衝撃をそのまま受けてしまい、内蔵バッテリーが瞬断して動画が破損して再生出来なくなっていました。ゴム板をクッション代わりに挟んでマウントステーを固定し、更にカメラの固定機構にスポンジを入れていますが強い衝撃にはやはりリセットを起こします。新しいアクションカメラは欲しいところですが、性能がそれなりに良いやつだと高価なんですよね。

9/16マスター交換

955iに装着していた時の11/16インチ(φ17mm)ラジアルマスターにx16mmのレバーを組み合わせてましたが、シングルディスクに対してはかなり握力が必要で、ハンドルにどうしても不要な力が残ってしまいリリース時の力の抜き方が極端になっていました。

9/16(φ14mm)ラジアルマスターを手に入れたので交換して試走しました。必要な握力が下がりストロークが増えて微調整がやり易くなりました。取り敢えず標準のx18mmレバーで様子見です。暫くはこの仕様で走ります。

330mmのブレンボOEMディスク(78B408B8)とBrembo M50キャリパーはブレーキの引き摺りも小さく良く回るため、パワーの無いbb1には良い組み合わせになりました。

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前回の鳥栖往復約140kmと今回、955iからガソリン抜いてやり繰りして約21L程ガソリンを消費。燃費は約22km/L程になりました。

これから暖かくなったらもっと走らないといけませんね。

bb1 進展有り

整理整頓

昨年の車検時にそのままにしていた電圧計とヘッドライトリレーの長い配線をカットして適正な長さに調整したものと入れ替えました。

レギュレーターも外に出した事もあって配線台がすっきりしてきました。

不調原因判明

工具待ちでレギュレーターの端子カシメ作業を後回しにして燃料ポンプの不調原因を調査します。

まずは燃料タンク内の燃料ポンプに繋がる配線の導通確認から。

高速道路で加速不良の現象が発生した時にバッテリー電圧計が14.6Vを表示していたのは確認しています。端子が焼けていてもこの時点では発電電圧は正常でした。そこで燃料ポンプに至る配線の導通、または燃料ポンプ本体問題の2択に絞れます。

燃料タンクに繋がるコネクタを外して、キーONでバッテリーから12V以上の電圧が配線からコネクタまでに流れている事を確認します。

次にテスターを抵抗測定レンジ(最低200Ω)に切り替えて燃料ポンプ側の抵抗値を確認します。現時点で燃料ポンプの作動は確認済みです。

通常なら導通のある低い抵抗値を示す筈ですが、何故か測定値がフラフラと安定しません。何処かで導通が接触不良になっている箇所がある様です。タンク上面の2つの端子をチェックするとアース線側の端子が動いていました。

締め付けが緩んで丸型端子が密着してないため走行時の振動で導通不良が発生して燃料ポンプへの電流が不安定になった事が動作不良の原因の様です。

そういや1年前に燃料計の穴を再利用してアース線を通した際にガソリン漏れ防止にゴム板をパッキン代わりに追加して蓋をしました。その時にボルトの隙間からガソリンが染み出たので液体ガスケットを塗ってゴム板を挟んで留めたのでした。

1年が経過してゴム板が劣化したら隙間が出来てボルトが緩んでる状態になりますね(^_^;)。

+線の方はボルト穴の周りにOリングを埋め込む溝があるため追加したパッキンはボルト頭より大きい穴を開けて液体ガスケットで密封していました。

対策

ボルトが緩まない様にゴム板分の金属もしくは樹脂スペーサーを追加するしかありません。

ボルトとの隙間が空くのでナイロンの廻り止めナットを代用した方がガソリン漏れ防止に良いかもしれませんね。

大型電工ペンチ

305型の太線用端子をカシメるための大型ペンチが到着しました。

板厚の厚い端子も大した力も使わずに1発でカシメられました。全ての端子をカシメてレギュレーターの準備は完了しました。

生憎、外は雨降り状態なので接続して動作確認までは出来ませんでしたが。

エンジン始動

雨が止んだ合間に305型のコネクタを準備してレギュレーターを車体に設置しました。

コネクタに差し込んだ305型端子の噛み合わせが強くて、一度接続したコネクタを抜き差しするのは大変でした(^_^;)。
エンジン始動して電圧計とテスターで充電電圧をチェックして水温50℃まで上げて充電状態を確認しました。

 

バッテリー端子間ではテスターだとLEDライト消灯で14.8V。電圧計で14.7V。LEDライトを点灯しても14.77V。リチウムバッテリーにするにはちょい充電電圧が高いです。
エンジンの水温50℃まで上げてレギュレーターがほんのり暖かくなった時の温度は28.2℃でした。この位置で走行風による放熱が出来るかは試走してみないと判りません。

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新しくしたコネクタはまだヒンヤリしたままです。経年で発熱するかはこれからです。

天気が回復したら試走してみます。

bb1 一新一滞

残作業中

時間が無くて後回しにしていたヘッドライトの防水カバーを同径のSTANLEYヘッドライトを使用するNSR250の純正部品に交換しました。まだ在庫があるのが素晴らしいです。

 

次にアルミの薄板のブレーキSWを使い道の無かったナイロン製スペーサーに変更しました。暫く使って抜け留めM3のタップ穴が崩れる様なら肉厚のアルミ製に変更します。落下防止の束線バンドを後で行います。

引摺りの強かったブレンボ4枚パッドキャリパーですが、全体を取外してから各部品に分解する前に5mm厚のアルミ板を挟んでロールバックを確認しました。やはりピストンのロールバックはアルミ板が落下する程度には緩んでくれる様です。バイクに組んだ状態ではパッドの引摺りが起こるのはどこかパッドへの圧力が残るんですかね?

今後の対応

レギュレーター用の305型コネクターと端子が届いたので、溶着しているコネクタを切り離して305型を装着します。半年で端子の酸化による抵抗熱で溶着した訳ですが、接点グリスなど保護対策も考えた方が良さそうですね。

また燃料ポンプは現在使用しているのもスピードトリプル用の中古品ですし、後は古いBOSCH純正部品しかありません。燃料ポンプ本体の不良の場合は思い切って新品に交換した方が良いのですがポンプ流量の情報が判ってないんですよね。インジェクション車の様な高圧対応では無い低容量の物とは思いますが、値段もピンキリで対応車種から判断するしかありません。

カシメ不良?

レギュレーターは電圧が15Vを越える純正のSH532B-12に代わりKTM用のSH541SAレギュレーターを流用しています。

今回起こったコネクタの配線焼けは、レギュレーター側の三相線が本来305型端子を使った太線に250型端子で配線をカシメたのですが、レギュレーター側の配線の太さを無視してしまったのが根本原因みたいです。またオルタネーター側の細い側の端子も焼けている事からヘッドライトをLEDに交換して消費電力が下がり、レギュレーターの電圧制御(サイリスタのショート制御によるコイルへのフィードバック)が頻繁に掛かった可能性も考えられます。

ただレギュレーターからはバッテリー端子のみに接続を変更しています。走行中も電圧計は14.6~14.7Vを常時示していたため、燃料ポンプの不調と関連性があるかは不明なところです。

それでも適正な端子を使って太線をカシメる事は重要と痛感したところですが。

SH541SAの純正コネクタと配線太さに合わせた305型の端子とコネクタを発注しておきました。太い被覆もカシメる工具も手配しておきました。

一応、オルタネーターの三相線の抵抗を測ると全て0.8Ωで前回測定値と同じでした。今のところはスターターコイルは大丈夫みたいです。

燃料ポンプの問題は配線焼けを直してから現象再現を確認する予定です。

無駄に長かったAquaprova電圧計の配線をAcewellの防水3極コネクタを使って短くしました。蛇腹のコルゲートチューブが新しい電圧計の配線です。

SH866BA

SH541SAの三相端子の305型端子/コネクタへの変更については部品と工具が揃うまで待ちの状態です。

現状使用中のSH541SAは年式的にはそれほど新しいレギュレーターではありません。

将来的に開放型からリチウムバッテリーを採用する場合は安定した電圧制御が必要になります。MOSFETはSCR(サイリスタ)ショート制御式レギュレーターで発熱の代わりにコイル側への電圧制御が多いと聞きます。またSCRオープン制御式レギュレーターは入手可能なSH847がサイズが大き過ぎて配線台には載せられません。どちらにしても発熱対策も必要ですから設置場所の移設も必要になります。

そこで色々探してみたらサイズがそこそこ小さく比較的年式の新しいSH866BAの未使用品が格安で出てたので購入してみました。コネクタはMOSFETに採用されている防水型ですが、これはSH541SAと同じSCRショート制御式です。

SH541SAより更に縦横寸法が2cm程大きいため設置場所を色々検討しますが、サイズが大きく配線台への設置は難しく冷却を優先するならフレームの左サイドに置くしか無さそうです。

固定用ステーの作成中

今後サイズが大きいレギュレーターを搭載するため、エンジンの真上に位置するレギュレーターを含めた電装部品をまとめた配線台から左のフレーム外側にレギュレーターを移設する事にしました。

レギュレーターを固定していネジ穴からL字型のステーを延ばしておき、フレームの間からスペーサーを介してレギュレーターを固定出来る様にしました。

 

大きなレギュレーターが水平に配置出来る様に、スペーサーがフレームに当たらない位置にネジ穴を開けます。

なるべくレギュレーターが水平に配置出来る様に穴を開けますが、SH866BAのネジ穴ピッチは最小79mmでフレームとスペーサーが接触しないギリギリの配置になりました。

転倒時にレギュレーターが支える訳では無いのでL字ステーは3mm厚のアルミ板。フレームの間を通すには約30mm長のφ12mmアルミパイプをスペーサー代わりにしました。一応補強に内部に同じ長さの鉄の合わせスペーサーを入れています。SH866BAのネジ穴は約10mm厚ですから、最小45mm長のM6ボルトが2本で固定します。

配線はコネクタ付きのものを発注済です。

SH541SA

SH866BAより小さいSH541SAはネジ穴ピッチが約70mmでSH866BAに合わせたネジ穴には片側しか共締め出来ません。

黄色の三相線、赤の+線、緑のアース線はフレームの間から各々の相手側と繋ぎます。

三相線はオルタネーター側の三相線と305型コネクタで接続し、+線は延長してバッテリーの+端子へ、アース線は繋ぐバッテリーのー端子に伸びる配線台のアース線と共締めします。

SH541SAはスペーサーを35mm/30mmとして片側のみ共締めとし、レギュレーターとステーのピッチ差をステンレスの曲板で繋いで固定しました。もう少し長い曲板があれば両方のネジ穴を繋いで固定するのですが、手元には短いものしかありませんでした。

305端子到着

SH541SAの三相線に合わせた305型太線用端子が到着しました。カシメ部分の大きさが異なります。

同時に5.5mmまで可能なカシメ工具(電光ペンチ)を使います。実際にはSH541SAの太線は直径3mmほど被覆入れて5mm程なのでカシメ出来るだろうとの判断です。メーカーは「簡易圧着」と表現してますのでちょっと不安ですが。

 

実際に使ってみると端子の板厚が厚いため事前に細いドライバーを突っ込んで端を内側に曲げておいたにも関わらず本格的に曲げようとすると自分の握力ではペンチの柄が撓ってカシメられません。

なので先端を万力で挟んで強引にカシメましたが曲げが上手く入らず重なってしまいました。

適正サイズ

結局、305型の太線をカシメるために、バッテリーターミナル兼オープンバレル対応のサイズの大きい大型電工ペンチを買う事になりました。残りはその大型ペンチで作業する事にします。

取り敢えず最初にカシメた端子は手で引っ張っても抜けませんが抜け防止にハンダ付けしておきました。

最大5.5mmの電工ペンチはサイズの小さい端子なら綺麗にカシメる事が可能です。適正工具を使いなさいと言う事ですね。

コイル側三相線

こちらは1.25芯線で電工ペンチでも問題なくカシメる事が出来ました。

SH541SAからバッテリー+端子への延長配線です。こちらはホーザンのP-707でカシメてハンダしました。

SH541SAを取付けた状態。冷却優先です。配線保護は何か考えたほうが良いのかもしれません。

CV080-502

所有しているバイクのメーターは全てAcewellのデジタルメーターに置き換えています。なるべく安く済ませるためにオークションなどを活用して未使用品を購入しているのですが、反面タコメーターの回転域が選べません(^_^;)。

今回のCV080は12000rpmまで。現在使用中のAcewellの予備として保管しておく予定です。

本来ならbb1なら0~9000rpm、955i 2号機は0~12000rpmの回転域で十分ですが合っていません。

955iはそこまで回す事も無く、bb1はオーバーレブ防止にフラッシュインジケーターをセットしてレッドゾーンを越えない様にしていますが、タコメーターの針はやや視線を下げる必要のある見難い角度(10時辺り)に位置しています。

ただ新しいAcewellデジタルメーターは1号機に装着している6552よりは世代が新しいためLEDの輝度が明るくてインジケーターが認識し易いです。bb1でも6552でも不満はありません。

欲を言うならレッドゾーンは12時の天頂付近だとそれほど視野を下げる事無く認識出来るのでは無いかと思うので、走行距離が20000kmを越えたら955i 2号機のACE-4000と入れ替えてタコメーターの見易さを比較してみようかと思います。

bb1 一年経ってまた一難

改造完了

ラジアルキャリパーと330mmディスクの変更に伴いキャリパーとディスクのセンター出しとアクスルの並行出しの調整を行いました。M50はロールバックが良いのかガルファーと違って5mm厚のディスクのせいなのか、4枚ポッドキャリパーより引摺りが少ないです。

スプロケットも新品のC型止め輪に変更して再度ワイヤリングを行っています。新品のC型止め輪は座繰り穴に入り易い様にリング穴の外周を削って加工しています。Oリングに代わるアルミアダプターと蓋カバーによるスプロケットリアランスの適正化とC型止め輪による対スラスト荷重の強化でガタと言うか遊びは減っています。

試走後に

ガソリン補給のついでに近所を少し走りました。

出掛けようとキーを回したらLEDウインカー、尾灯系の5Aヒューズが切れてました。フロントブレーキとスプロケットしかイジってないからバッテリー取出し直後のヒューズ着切れるのは配線ショート位ですが、ブレーキSWを外した程度です。時間も無いしヒューズを交換して走り出します。

シングルブレーキはキャリパーが1個減ったので初期制動力が落ちました。マスター径がダブルからそのままの11/16ですから以前よりは握力が必要になり入力に慣れるまでは速度減衰も当然落ちますが制動力のコントロールがやり易いのとフォークから伝わるタイヤの動きが軽快で不整路面からのフロントの復帰が早いから進入から中間コーナー速度が上がりました。
キャリパー替えたせいかパッドの引き摺りも少なく山道は自由度が上がった反面、慣れるまでは街中の混合交通では前走車の急制動に注意しないといけません。

一応、対策としてレバー比を18mmから16mmに縮める事にしました。アコサットクラッチレバー16mmを1号機からハゲタカしました(^_^;)。反転してそのまま使用可能です。
ピストンレシオは変わりませんがレバー比を変えたので少しは握り込める筈です。

また一難

更新したフロントブレーキとスプロケットの確認に多久から東脊振まで高速を使ってMax Fritz鳥栖までツーリングに出掛けました。行きは高速道路の合流での加速や100km/h巡航も出口での減速も特に問題ありませんでした。スプロケットもスナップリングを新しくしたので幾分大人し目でしたがw。

ところが帰りの高速に乗って追い越し車線で少し加速したところ、しゃっくりの様なガス欠の症状が起こりました。満タンから120km程度しか走っていませんから、また燃料ポンプ周りの問題か? 路肩は危険だし遅い車の後ろなら症状は治まっています。

途中のバス停留所に入って燃料ポンプの作動音を確認しようとしますが、車の通過騒音が煩くて聞こえません。何度か再始動しますが、ガスが送られてないせいか始動出来ませんでした。キーオンによる灯火・メーターは正常に動作しますし、燃料タンクへの配線周りも正常で燃料漏れもありませんでした。

レッカーを呼ぶかと最後にセルを回したらエンジンが始動してアイドリングしたので、また走り出します。走行車線への合流も普段通りに加速しますが、何故か100km/hを越えようとしたらガス欠症状が再発します。走行車線で遅い車の後ろで巡航は問題ないので、ゆっくりペースで多久インターまで。

多久インター出口で待避エリアで確認しますが、やはり燃料ポンプの作動音が聞き取り難いです。始動して走り出しますが、50mを走らない内にガス欠症状でエンジンが停止しました。バイパスの傍で路肩も狭いので住宅地?っぽいところまで押しました。

静かなところでも燃料ポンプの作動音が聞こえないし、エンジンも始動しないので、諦めてレッカーを呼びました。やれやれ一年前と同じか(^_^;)。

翌日

前日レッカーで自宅まで送って貰い、翌日の静かな環境でキーを回すと燃料ポンプの作動音がしっかり聞こえます。停止状態でのガソリンがタンクに戻る落下音も普段と変わりなく、チョークを引いてやるとエンジンは始動しますが、チョークを戻すとアイドリングせずに停止しました。燃料が上手くキャブまで回ってない感じです。

プラグは普通に焼けて被った感じではありません。キャブのフロート室を見るとガソリン量が明らかに少ないです。

点検中

キャブを分解する前に各部を確認します。オイル・クーラントは規定量入って濁ってはいません。バッテリーは液量を確認して昨日セルを回した分充電しておきました。

キャブを分解して通路をクリーナーで洗浄した後組み付けて始動テスト。

燃料ポンプを使わないサブタンクでの始動も燃料タンクからのガソリン供給を行った始動に関してもあっさり始動してアイドリングし始めました。前日の現象再現は高速道路に行く訳にも行かずちょっと厄介そうです。

また電装系を確認すると半年前にSH541SAに交換した際に作成したコネクタが焼けていました。レギュレーターまでは250型と2sqの太い配線で繋がってますが、オルタネーター側は純正配線ですが、それでも焼けてしまいます。こうなると次はSH541SAに付属していた250型より大きい端子を持つ305型で繋いでみるしか無さそうです。

前日の高速道路での走行中はバッテリーへの充電電圧は14.6Vを維持していたので不調の直接の原因とはなりませんが、レギュレーターへの抵抗になるため交換は必要です。

試走は新しいコネクタに交換してからになりそうです。

バッテリー周辺温度対策

今回のツーリングではバッテリーの周辺温度は62度まで上昇しました。オイルタンクからの遮熱は1mm程度の遮熱シートでは足りない感じです。

一般的なLiFePO4バッテリーの温度上限は60度位なので何か対策しないと開放型からリチウムバッテリーへの交換は厳しそうです。

取り敢えずエンジンの熱を遮る様にアルミグラスウールの遮熱シートに3mmのゴム板を貼って底に敷いておきました。