bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 入手しました

入手しました

友人から昔のシングルレースに使っていたbb1を譲って頂きました。これから公道仕様に向けて整備を始めます。

欠品の確認

レーサーですから走行に必要な部品は揃っていますが、車検を取って公道走行に必要な部品は全て配線すら撤去されています。

またエンジンは火をいれなくなってかなり経過していますからホース類の交換やパッキン、油脂、冷却水等の交換や整備は必要になります。
キャブやエンジン下の燃料タンクの整備も必須です。古いガソリンが残っていたりキャブにガソリンを圧送する燃料ポンプが壊れていたら走れませんので。

前後の足回りはフロントフォークの整備と仕様変更は必要です。内部パーツ類はSHOWAなんかと互換性があれば良いのですが。リヤサスはトガシエンジニアリング製なのでOHに出す事になります。

またレースには使わないため撤去していたサイドスタンドはレース用にジオメトリを変更した事もあって立てる事が出来ませんでした。短くするか別のサイドスタンドを流用するかですが、ピボット形状が特殊で難儀しそうです。

撤去配線の確認

サーキット専用に公道を走るための保安部品に必要なライト・ウインカー・ブレーキ等の電装・配線に灯火類一式はステーも含めて全て取り除かれています。
イグニッションキーや灯火系ハンドルスイッチや速度メーター類もありません。
ベースエンジンとなるBMW F650 Funduroの配線は簡単なのでバッテリーを電源としたウインカー・ブレーキ系統とヘッドライト系統に分離した個別の回路を作成すれば良い訳ですが、一から作成するのはかなりの手間です。市販の配線キットやヘッドライトリレーを探す事にします。
ヘッドライトはH4ハロゲン化するため旧CBR250R(MC22)かGSX-R250R(GJ73A)のヘッドライトユニットを入手予定。

サイレンサーの仕様検討

給排気系は直キャブ仕様のBST33の整備とK&Nのテーパーエアフィルターの取付、ブローバイホースの末端処理。

それからティグクラフトのレーシングエキゾーストはインナーバッフルを装着するか、純正のサイレンサーに変更する必要がありますが、モノポスト・ビポストでは排気管の取り回しが異なる上にシートカウル形状も違っています。

しかもビポストのシートカウルは破損しています。モノポストの自動車用みたいな純正サイレンサーは重過ぎて使いたくはありません。ナンバープレートや尾灯も取り付けるので色々と思案中です。

最後にタンク下ろし

一番最後に回した燃料タンクの取り外し。

エンジンしたのタンクからキャブまで伸びるホースは純正のクリップで留められているとかなり面倒です。ゴムホースが固着して潤滑剤を吹き込んでもなかなか外れません。

結局、キャブの接続口から取り外しました。これで車体の整備作業に取り掛かれます。

作業予定リスト化

その前に作業内容を思いつくままに書いたリストをまとめました。多分作業が進むと増えると思いますw。