ラジエーターキャップ代用品捜索中

WebikeでBMW純正品ラジエーターキャップを注文したら欠品になっており入手出来ませんでした。海外を探しても軒並み欠品でebayで高い中古があるのみでした。
そこで代わりになる様な安いラジエーターキャップで1.1Barのを探していたら、bb1に装着されているキャップは実は1.2Barだったと言う落ち。
ヘインズマニュアルを確認したらbb1に搭載されてるF650ST系だと1.0Barで圧力テスト。650GSでは1.5Barでテストする事になっています。
じゃあ1.1Barでも良いんじゃ?と思いましたが、実測110℃を越えるとクーラントを吹かれても困るし、代用として日産の1.2Barラジエーターキャップを購入してみましたが、内部のパッキンのサイズが合わず(25.5mmに対して28mm)。
海外のサイトを巡って何とか形状が似通ったMV AGUSTA F800用から辿ったKTMのちょっと古いオフロードバイクの1.2Barのラジエーターキャップを見つけました。
最近のKTMは1.4Bar以上なので除外していたのですが、ダメ元でWebikeに発注したら注文は通ったみたいです。
まあGW明けたら実は欠品でしたとメールが届くかもしれませんが。問題なければ来月中旬以降に届く予定です。
それまではbb1は暫くお不動様ですね。
寄り道:FCR35

ラジエーターキャップが届くまでbb1は動かせないので955iを走らせようにも用事が有ったり天気が悪かったりでGWに突入しそうです。
オークションを見てたら何となく合いそうな気がしたのでSRX用のFCR35を落札。

bb1とか大型単気筒エンジンのツインキャブタイプはFCR39/41の組み合わせしかありませんでした。全開しない低中速の多い公道でそこまで要らないと思い35mmで良いんじゃないかと。
FCR33は所謂スモールボディでインテークポート周辺がフレームに囲まれているbb1に合いそうですが、折角の高性能レーシングキャブレターだし純正キャブと同じ口径より少し大きなFCRはラージボディのΦ35になるため装着には制約が多いです。
例えばインテークマニホールドの長さが短いと黄色枠はスロットルホルダーステーが接触してスロットルケーブルが装着出来ません。赤色枠は遮熱シートを外しても加速ポンプユニットが当たります。エキパイの距離を考えたらブロード室の熱対策に遮熱シートは必須です。

入手したFCR35はフィルター側のベンチュリー径はΦ35mmですが、インテークポートのスピゴット側ボアΦ33mmでした。
bb1のキャブはBST33ですしインテークポートは同じΦ33mmです。ただしスピゴット外径は約38mm(BST33は41mm)であり、SRXとbb1ではキャブピッチが全く違います。
bb1に装着するためにはマニホールドやスピゴットを変える可能性が高いです。
まあラジエーターキャップが届くまでバラして遊んでみますw。
FCRは確か中子が公式には非分解ですがオーバーホールはどこまでやれば良いんだろう?
KeysterのFCR燃調キットは良いけど高いよね。
スピゴット外径の調整とキャブピッチは(流用含めて)採用するマニホールド次第ですが、5mm位なら不動バルフのリンクロッドは調整出来ないのか確認する事にします。
仮装着・接触確認中

純正のマニホールドにFCR35を差し込んでみると、スピゴットの長さが短くて以下がフレームに接触します。1.のプレートを外しても2.のスロットルリングが接触しました。
1.スロットルホルダープレート
2.スロットルリング
3.加速ポンプ
アクセルワイヤー左から右出しに変わり、短いアクセルワイヤーとホルダープレートも上向きのプレートに変更が必要かもしれません。アクセルワイヤーのルート次第ですが。

約10mm程はピッチの異なる純正インテークマニホールドにFCRを差し込んでエンジン側のポートから覗いてみると当然隙間が空いてます。締め込めば改善するとは思いますが、それぞれの径も違いますししっかりとした密閉固定は難しいでしょう。

フレーム接触しない最低限の位置に合わせるとスピゴットからこれだけ隙間を空ける必要があります。
bb1用FCR39

過去に販売されていたbb1用のFCRはΦ39のFCRでした。
1999年にRC誌bb1Corsaに装着されたFCR39を撮影した画像を調べると、キャブピッチがSRX用より広く、純正マニホールドに長いスピゴットを組み合わせてフレームに当たらない様に工夫されていました。純正マニホールドは約60mm+延長スピゴット30mm?近くは有りそうです。霧化特性は良くなさそう(^_^;)。
FCRはΦ35mm以上はラージボディなので長いスピゴットを用意すれば装着出来るかもしれません。純正マニホールドがキャブピッチ差を補えるほど柔軟性が有ればですが。
スピゴットは特注は出来ますが一体幾らになる事やら。またFCRのキャブピッチの変更が可能かも含めて調べる必要があります。
キャブピッチ変更について


bb1の純正マニホールドはBMW F650のエンジンパーツをそのまま使っています。BST33のキャブピッチに合わせてV字型に広がるマニホールドとなっており前後長は60mmほどと長いです。これに長いスピゴットを装着してFCR35の重量に耐えられるかは不明です。しかも新品は22000円位します(^_^;)。
またマニホールドに合わせてFCR35のキャブピッチを変更出来るかですが、左右のキャブを連結しているアルミのスペーサーを変えて浮動バルブを固定しているアームとリンクロッドシャフトの長円部がずらせればピッチ変更は可能に見えます。シャフトの長さ次第ですが。
エンジン側のポートピッチについて

bb1のエンジン側のポートピッチはFCRよりも狭い結果になりました。適当なマニホールドを流用して間を中継するアダプタープレートを作れば接続は出来そうです。
流用するマニホールドの長さにも依りますが、キャブまでの距離をどう繋ぐかですね。
マニホールドとスピゴットの組み合わせ、金属マニホールドとシリコンチューブとかの組み合わせなどが考えられます。しっかり固定出来ればどの方法でも構いません。

bb1に使われているBMW F650エンジンは割と高回転?型ですが、約60mm以上ある長いマニホールドで中低速を補ってるのでしょうか?そうは思えませんが(^_^;)。
ボアピッチが異なるため採用する部品によってピッチの差を吸収する対策を行う必要があります。

SRXはBS負圧式とVMスライドバルブ式キャブを連結した独自キャブでした。ポートのサイズは判りませんがエンジンとの連結は短めのインテークマニホールド2個で繋がっていた様です。
インテークポートとスピゴット径は33mmで同じなのは助かります。ただしSRXのマニホールドは負圧取り出し付きで長さも短いため延長部分が40mm位のスピゴットを作らないと流用は難しそうです。
FCR35について


FCRのオーバーホールを行う場合、手っ取り早いのはKEYSTERのFCR燃調キットか逆転再生キットが信頼性やお得感がありますね。
残念ながらSRX用のFCR燃調キットはΦ33のスモールボディしか掲載されていません。Φ35はKLX250/SR400/エストレヤ用のFCR燃調キットを2セット購入するしかありません。

現状装着されているジェット類を確認したらネットに上がってるSRXのセッティングと比べてMJ大人し目なそんなに極端じゃない感じ。
MJ #142
SJ #55
JN OCMER
MAJ #200
AS 1-1/4戻し
PS 2-1/4 2-1/6?戻し
FCR35用のFCR燃調キットの内容物はと言うと高回転型エンジンのKLX250向けはMJサイズ大き目でJNはストレート径が太いOCMES、SR/エストレヤはMJサイズ小さ目でJNはOCMEQ。
まあ流用するなら最初はKLX250用ですかね。
bb1の高ギアの中間加速時のボコ付きはBST33ではMJを絞って緩和していますが、FCRの場合、加速ポンプのアクセルの開度の位置・速度による作動範囲とストレート径もしくはテーパー切り上がりが影響しそうです。
キャブピッチ変更可能性

FCR2連装キャブは3個所の連結ロッドと浮動バルブを動かすスロットルシャフト、フロート室のゴムパイプ、燃料供給パイプで繋がっています。

試しにFCRの連結ロッド固定ボルトを外してロッドを取ってみました。ロッドはアルミφ7mmにM5ネジ切った棒でした。
浮動バルブのリンクアームを固定するフィリップスネジを緩めると左右に広げる事は可能です。六角ナットとマイナスネジは同調ナットと同調スクリューと言う浮動バルブの隙間を同期調整するための機構なのでいじってはいません。

問題はスロットルシャフトの長さ。キャブピッチ幅を広げると、リンクアームの軸から外れるので延長分だけ長くしたシャフトを新しく作るしかありません。
シャフト長は133mm。φ8mmステンレス丸棒にリンクアーム固定用にM3かM4のネジ穴をタップしないといけません。
純正のマニホールドを使うためにキャブピッチを変更するのは、後々の左右キャブの同期調整やら特注スピゴット費用も含めると高額になるため別の方法を考えたほうが良さそうです。