bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 H4ヘッドライト検討中

ZXR250A1ヘッドライト

2年前、たまたまbb1のカウルにジャストフィットしたZXR250A1用のヘッドライトユニットとステーを使って、ステーの調整だけでレンズ間ピッチの加工無しに装着出来た上に車検の光軸検査も1発で合格出来たのは幸運でした。

GSX-R250R(GJ73A)ヘッドライト

H4座金を採用したGSX-R250R(GJ73A)レンズだけを入手していたのですが、最初の車検で1発合格したのでお蔵入りしていました。

2回目の車検で色々問題が判明したため、H4化を進めようとした矢先に廃盤となっている調整ネジ部品を含むヘッドライトユニット一式を入手する事が出来ました。

ライトユニット

GSX-R250R(GJ73A)は小糸製100mm径ガラスレンズのH4バルブを採用しています。

珍しく廃盤部品(ネジの固定用樹脂部品)も揃ってるユニットです。構造的はHONDAのCBR、VFRやKAWASAKIZXR250のスタンレー製同じ樹脂ライトプレートにレンズユニットの四隅の3箇所をネジ留めする構造です。違いはH4かH4Rバルブ。60/55Wと60/35Wで座金かえんでもと思うが発熱が心配だったのでしょうか。

検討する内容としては

1.小糸製ヘッドライトユニットとZXR250のライトステーのニコイチ化

2.レギュレーターSH541SAと鉛バッテリーの発電電圧検証と比較

3.バッ直リレーハーネスの左右独立化の検討(光量左右差解消のため)

4.光量アップ施策検討(LED/HID?/ハロゲン)

5.2灯同時点灯から左右Hi/Lo切替の検討(消費電力↓)

H4化に当たってヘッドライト周りの検討事項はこんなとこかな。

プロジェクター化しないのは単なる年寄りの好みですw

寸法比較

ヘッドライトユニットを取り外して比較しつつ採寸。

GSX-Rユニットの方がレンズ間ピッチが広いため、カウルに当たって入りません。

1.ZXR250A1用H4Rユニット 幅305mm
2.GSX-R250R(GJ73A)用H4ユニット 幅320mm

加えてX型のレンズユニット固定ステーが幅広く、ZXRのレンズ間ピッチに合わせると当たりそうです。

レンズユニットの奥行は大体一緒でした。レンズユニットを固定するアルミ板を加工すれば装着出来ると思います。
後でEXCELで図面作って位置関係を確認してみます。

Excel図面作成中

GSX-R250RのレンズユニットをZXR250A1のレンズ間ピッチに合わせた場合の干渉具合を確認するために外側のサイズを参考に作図してみました。

ステーの上が2mm干渉して、下は2mm隙間が出来ます。まあ2mm程度のレンズ間ピッチ差なら大きくズレている訳では無いので広げても特には問題なしです。

後は車体側のステーのネジ穴とレンズユニットが干渉しないか確認が必要です。
また光軸調整用アジャスターネジ(M5)の受け側部品(ケージナット?)の選定とアジャスター以外のレンズユニットを固定するアルミプレート形状を検討する必要があります。

ヘッドライトユニットを車体に固定するためのボルトは4本ありますが、bb1では下2本はカウルに合わせてカットして束線バンドで固定しています。
計測する場合はレンズユニットからの位置座標を計測したいのですが難しい。
ライトユニットを固定する枠の縁から測るのは簡単ですが、ZXRからGSX-Rユニットに変更した場合は、レンズユニット中心からの位置をZXRと同じにする必要があります。

ExcelでZXR250ライトユニット図面で位置決めしたボルト穴をコピペしてZXRレンズピッチにしたGSX-Rレンズユニットに配置しました。
後で紙に印刷して実機と比較すれば大体の位置が決まると思います。

経年劣化?

ヘッドライトのバッテリー直結リレーはデイトナの市販品を使っています。自作するよりも安価なのです(^_^;)

ヘッドライトユニット調査に加えてヘッドライト回りの配線を点検した際に発見しました。2年前の設置時に引っ張ったりなんかしたんでしょうかね? バッテリー+端子からのリレーに入る線が被覆が切れてむき出しになった箇所が酸化していました。車検時に発生した光量低下の原因かもしれませんので、カットして新しい端子でカシメておきました。