固定プレート製作中


ホームセンターで200x300mmの2mm厚のアルミ板を購入してヘッドライトユニットを取り付ける穴を開けました。柔らかいアルミ板で穴開けには多少手間取りましたが、位置関係と寸法は合わせています。ユニット後部を収める穴はΦ90mmにしました。これ以上大径にすると縁を曲げ加工しないと板の剛性が低下して曲がる可能性があります。

ライトユニットの固定方法は純正部品と同じ3個所(調整機構は2個所)にM5x40mmネジを3本セットしています。ただし純正部品の光軸調整ネジの回転する脱落防止ワッシャーはホームセンターには無いから穴が少し小さいゴムパッキンで代用しました。
光軸調整ネジにはスプリングとゴムパッキン、固定ネジにはゴムとアルミスペーサーを組合せて光軸調整に合わせてユニットが少し前後に動かせる様にしておきます。
新ホーン

2年前にスピトリの純正ホーンを流用していましたが、今回の車検には合格したものの音量が徐々に落ちてとうとうホーンが鳴らなくなってしまいました。
もう予備は無いので新しく小排気量用の消費電力が1.0AのΦ70mmハイトーン100dbのものとスピトリのと同じ2.5AのΦ80mmロートーン105dbを2つ購入しました。
20年選手のスピトリのも何時壊れるか判りませんし、bb1のホーン配線はLED灯火用配線キットの配線を使っているため、なるべく少ない消費電力のものが良いかも知れないと2つ購入しています。
雪予報でしたがかなり寒いものの雪は降らず晴れ間のある午前中に繋いで音量をテストしてみました。


ライトユニットを交換するついでに新しいホーンを付属のステーで固定して鳴らすと両方とも十分な音量で鳴動してくれます。
早速、今まで使っていたアルミのステーに装着しようとしましたが、スピトリのホーンと異なりボルトがM6の20mmからM5の15mm程度に短くなってしまい、アルミステーの厚みのせいでΦ70mmは装着が出来ず、部品の組合せでΦ80mmのみで確認する事になりました。
低音量?


なんとかアルミステーに取り付けた80mmホーンですが、前のホーンと同じくアルミ板に金具付きゴムワッシャーに装着しています。後ろの電池ケースに接触しない様に離しても振動板の鳴動が減衰するのか頼りない音しか出ませんでした。
そこでホーンのステーはそのままに鉄製のL字ステーを追加して70mmホーンを使う事にします。

以前のホーンと同じ位置にすると後ろの電池ケースに接触するため、少し位置を下げました。音量も以前のものよりは高音ですがはっきりと聞き取れる音量になりました。
奥行きの確認

ZXR250A1用のH4Rヘッドライトユニットは枠が箱型にレンズを固定しているため、車体側のステー取付面よりもレンズが後ろに引っ込む様に配置されています。
ただのアルミ板で作ったGSX-R250R用は取付面で比較すると2cm程前に出る形になりました。この移動はカウルのレンズカバーに当たるかどうか微妙なところです。
もしカウルと干渉するなら後ろ側にーオフセットするステーをプレートに取り付ける必要があり、既製品のアルミ板の幅では足りずに買い直すか後付金具の追加等の改造が必要になります。
まあ試しにプレートの形状をカウルに入る様に整えて車体に取り付けてみるのも良いかもしれません。レンズカバーと干渉する場合は開けた穴の箇所は切り取る事になりますので。
そのまま装着


ステーのマウント位置に穴開けしてそのままカウルを装着してみました。
このレーシングFRPカウルはb1ビポストの純正カウルよりはライト収納部が無くスラントしているためライトの前方空間に余裕があります。

約2cm前に出ているH4ライトユニットを装着するとギリギリ当たらないのですが、何故かライトユニットがカウルに対して右に5mmほどズレてるのを修正しないといけません。まあ持っただけで撓る薄いレーシングFRPですからステーで修正可能です。
再調整完了


レンズユニットを固定しているネジのコムスペーサーを外してアジャスターを締め込み約5mm程後ろにレンズ面を下げました。ライトユニット後部とプレートの間はまだ余裕がありますので光軸調整には十分でしょう。ライトユニットのズレはフレームマウントのステーは力技で若干左に寄せましたw。

余った端材で下側のプレートの支えを作成しましたが、90mmの大穴を2つも開けたプレート自体が中央部分で微妙に撓んでいるためプレートに裏当て補強が必要となり、まだプレート側には穴開けしていません。
配線を接続してH4ライトなどの灯火類が全て正常に点灯する事は確認しました。
現状はH4バルブのみでポジション球はまだ未配線です。
補強中


240x25xT3mmのアルミ板で補強しましたが、今回固定穴の位置をキツめに作ったせいかプレート自体がライトユニットの重さで撓っているのか光軸が左だけ真っ直ぐ前を向いてない感じ。


ボール盤を使う様になってから寸法通り正確に開ける事が逆に仇になったか(^_^;)
ネジ穴の位置やライトユニット本体、補強したプレートの並行を再度確認します。
アジャスターでは光軸の調整範囲は狭いのでプレートや、ライトユニット自体の光軸の平行というか水平が出てないと光軸調整が出来ません。
H4ヘッドライト(仮)


残るは光軸調整のためのライトユニットの水平・並行出しだけですが暫定的な完了です。
おまけ:FCR41

オークションでなるべく浮動バルブが摩耗していないFCR41を探して入手しました。

ただしスピゴット側が外径41.5mm/内径37.5mmと小さくインテークアダプターを繋げると隙間が空いてます。FCRのメンテナンスキットと新しいスピゴットを入手する必要がありそうです。
またお金が掛かる(^_^;)
調整中

今日は気温が上がって暖かい1日でしたが、夕方になるとやはり寒いですね。その中でbb1のライトユニットを取外して、暖かい室内でプレートにアングル材を当てて撓りを可視化し、それから全て分解してプレートを修正してから組み直しました。

組み立て直す際に中央の固定用スペーサーとゴムを変更しました。プレートの並行が出ていると仮定して中央スペーサー高さ23mm、左右アジャスター22mm、下アジャスター21mmを基底値としてライトの光軸調整を行います。