bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 H4ヘッドライト調整中

(仮)試走中

ヘッドライトの光軸を確認してから買い物ついでに近所を一巡りしました。

今年は寒い日が続いているせいか、近所の梅園ではまだ梅すら咲いていませんでした。

光軸は思ったより下がり過ぎな感じでした。プレートに対してライトユニットはそんなに下げていませんから、ステー本体のプレート固定面の傾きが大きいのかもしれません。

前車の箱バンのパネルを照らすライトの明るさが、車検後のZXR250A1よりは控え目な色合いでちょっと下向きというか暗い感じ。付属してきた高効率バルブのブルーコートのせいか。色温度を白っぽく見せようとして光量が下がるタイプです。

ポジションのみLED化

LiFePO4バッテリーへのレギュレーター充電電圧の安定化のために消費電力を上げるためポジションライトを復活させました。T10電熱球だと黄色い色。

これをLEDに交換しますが、ポジション球の配線はZXR250A1からの流用で、カウルを外してシリコングリスで潤滑してから、しっかりライトユニットを支えて手で押し込まないとグロメットが硬くて入りませんでした(^_^;)

光軸調整の準備

バスタブ状の枠を使ったZXR用ヘッドライトに対してGSX-R250R(GJ73A)のライトユニットの固定には1枚板のアルミ板を使っており、取付の都合上レンズ面が約2cm前進しています。

アジャスター機能を損なわずに光軸の調整範囲を保つためにはプレートの位置決めが大事で地面に対して垂直である事が基準です。

そこからライトユニットをプレートに対して平行に固定してからアジャスターで上下に調整する事になります。現状はプレートとユニットとの間に20mmほどの高さを設けて広い調整範囲を取る様にしています。

まあ光軸の調整範囲が判ったら10mmほど短くしても良さそうです。初代bb1の純正ステーにスタンレー製H4Rライトユニットの組合せはそうしていました。

bb1はレーシングカウルがスラントしているため前後の余裕がありましたが、ライト用の丸穴が奥にある純正カウルだと2cm引っ込めないとカウルが装着出来ません。

スタンレーも小糸もガラスレンズを採用しているためレンズ~H4コネクタまで奥行き100mm必要です。直径110mmの奥行き100mmの円柱をピッチ125mmで2つ並べた感じになります。

両者ともカットレンズのカットは左右対称に見えます。灯火種別のHCやHRやE規格の文字はありません。

ヘッドライトLED化 

以前はマルチリフレクターのYZF-R6ヘッドライトに装着して明るいものの配光が悪くて保管していた爆光(笑)LEDを装着してみました。

 

1メートル内離れた段ボールにライト中心の高さと車体のセンター線を引いて確認します。
未調整の場合、ロービームはかなり右下。ハイビームは水平軸よりは3cmほど下ですが、光軸を上に上げる方向でこれ以上ネジを締め込むとユニットをプレートに固定するセンターネジの高さを下げないと調整ネジは左右上の両端と中央下ですから左右に光軸が開きます。
カットレンズになって意外に配光はまともになり収束する感じです。まあ夜走らないので光軸調整が完了すれば、対外的な視認性には十分でしょう。
ハイビームは10m離れて10cm下が光軸調整の目安です。

プレートとスペーサー

プレートとライトユニットを取外して位置関係の再調整を行います。

一応、プレートを取外した際に、フレームに固定されたZXR250A1のライトステーの左右ネジ止め箇所の距離をフレームから測って左右に差が無い真っ直ぐな事は確認しました。
次にライトユニットをアルミ板プレートに繋ぐ中央の固定スペーサーを短くしてレンズ面を真っ直ぐに戻します。中央17.5mm/左右アジャスター20mmにしました。

それからプレート下端の固定に5mm厚のゴムワッシャー追加してプレート全体をなるべく地面から垂直になるように再調整します。

このまま固定するとステーへの固定によってプレート上面が撓るので上ネジ部には薄い樹脂ワッシャーを2枚重ねして少し斜めになっても良い様にしておきます。本当は薄いゴムワッシャ-にしたかったけど持ってなかったので。

初期状態から

何度もライトを点灯しているため充電してから、タイヤの前後の高さを大体合わせて1m先に段ボール板を配置します。

 

ライトの光軸中心の高さに線を引いてヘッドライトを点灯しました。跨ってない状態ですのでそれなりに上向き状態になっています。

ここからアジャスターを使って光軸を調整していきます。

調整完了

アジャスターで光軸を下げて、大体中央に集光する感じにしました。

中央17.5mm/左右アジャスター18.5mm(←21mm)/下アジャスター18mm(←23mm)

ロービームは左上がりのカットラインは出ずに若干水平気味ですが、対向車には影響無さそうです。ハロゲンと同じくLEDは垂直面を15度ほど傾けている状態ですから座金の回転で調整出来るかもしれません。ハイビームはちょっとスポット的かも。

後は実際に走って問題ないか確認する事になります。