梅雨明け?




長雨から一転して夏の気温になりました。
スイングアームとピボットの修理も完了したので、前後違うメーカーのタイヤを履いて走ってみました。
前ピレリROSSO2/後ミシュランPower2CT。どちらも使い古し。
ミシュランと違ってピレリROSSO2の場合、倒し始めからフロントに舵角が付いてリーンする軽快感は有りませんが、接地具合が一定で小回りは一気に、緩やかなコーナーは後半で舵角が決まったところで荷重がフロントが掛かるとこで回ってく感じが違います。
そこそこブレーキ残して曲がれる。
足回り



ピボットが直って車高が上がってサスペンション荷重が逃げなくなったせいか硬い感じで車高では無くプリロードを緩めて(元の数値に戻した)乗車中の車高は調整しています。ただ車高が上がったままなのでサイドスタンド中の車体の傾きが大きくなったかも。

新しいチェーンスライダーも良い感じ。厚みがある分、減りは早そうですが。
ブレーキも良い感じなんですが、リヤブレーキの加減を強く残しても以前よりリアタイヤがよたる感じはありません。
ただ外気温が高いとやはりエンジンの谷が酷くなります。
点検中

試走から帰宅して各部を点検します。
残念ながらローターかスペーサーが波打ってるみたいでディスクの片当たりが見られます。
Marvicに使ってる元のローターに戻すか、キャリパーとディスクの平行も見直して再調整が必要です。

ディスクスペーサーの厚みやアクスルカラー寸法を9mm→8.5mm見直しも必要かと。
改善したバッテリー搭載位置やLiFePO4バッテリーの温度は外気温30度でも始終摂氏45~48度程度でした。

燃料タンクのパッキンは問題ありませんが、2年間使ったチェーンのメッキがだいぶ薄くなっています。伸び自体は5.5→6.5mm程度でまだまだ使えそうです。
ディスク振れ修正



BSTホイールに合わせて適当にスペーサーを追加しただけで調整を一切していませんでしたので、パッドとディスクの片当たりが出ていました。手回しでも許容範囲を越えていたのでディスクの振れ具合を確認すると0.15mm上限値を越えて振れていました。
どれも暫く放置していた部品ですから一旦取り外してディスクとスペーサーのボルト穴の面を確認します。
ハブにスペーサーを置いて回転させると何故か引っ掛かりがあります。どうやらBSTのボルト穴縁にバリが出ていました。バリをヤスリとノガパーで修正してスペーサーとの間に引っ掛かりが無い様にしました。
またスペーサーも5mmから4.5mmに変更してフォークとのクリアランスを再調整しました。
ついでにM8ボルトを買っておいた高強度ボルトに交換しましたが、首下30mmは長過ぎた模様です(^_^;)
スタティックバランス


修正したホイールを戻す前にタイヤ交換後にスタティックバランスを取ってなかったので、改めてバランスを確認します。今回は20g(100円x4枚)で良さそうです。
車体にホイールを戻して、再計測すると振れは上限値0.15mm未満に収まりました。まあ幾分片当たりは残りますが許容範囲内です。
電装点検中


LiFePO4バッテリー化と同時に交換したレギュレーターの305コネクタを合わせて点検します。以前の旧型レギュレーター+開放型バッテリーでは15Vを越える高電圧に晒されて110/250コネクタが端子の熱で溶けていました。
1年前にリチウムバッテリーとレギュレーターのセットと305コネクタにアップグレードして、電圧も14.6V以下と安定しており、走行風が当たる場所に移動して放熱も良いのか、今までも何度か点検はしていますが他のコネクタも含めて特に焼損等の問題は見つかっていません。
再設定中

リアサスペンションのプリロードを更に1mm緩めて、伸び側最強から8Click戻し、圧側12Click戻しに変更しました。

今回の走行では150からクーラントの減少ペースも少ない感じです。