bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 夏休み(強制)

夏休み

先月末の試走の帰りに自爆してbb1は強制的に夏休み=修理になりました(^_^;)

放置されて繁茂した路肩の草木を避けてセンターに寄ってきた軽自動車を避けた後に何故かバランスを崩してガードレールに膝スリして草木に突っ込んだためカウル左上側とスクリーン・フェンダーが破損しています。

身体は怪我はありませんが、ヘルメットバイザーが草に引っ掛かってちょっと首が引っ張られました。

破損箇所

フロントカウル以外に破損した箇所は肉盛り出来るプ◯リ◯アで接着して外側を肉盛りしておきました。

・GSX-R250R用ヘッドライトユニットマウント部

・スクリーン

・カーボンフェンダー

ヘッドライトユニット自体は予備があるのですが、修復出来るならそちらを使い続けます。

スクリーンは一部欠損ありですが、アクリル板で補って修復して、そのスクリーンを元型にして6H硬度の2mm厚アクリル板で新しいスクリーンを作ります。

カーボンフェンダーは薄い箇所のみ強度的にFRPシートで裏当てが必要な感じです。

大物のフロントカウルは破損箇所が大きいため後回しです。

ヘルメットシールドホルダー

ガードレールからの反動で右に倒れた際にチンガードを上げていたせいで、シールドが草に引っ掛かってシールドホルダーのベースプレートから折れていました。

このままでは他のバイクに乗れないため、急ぎ修復する事にしましたが、どうやらPP(プリプロピレン)/PE(ポリエチレン)の難接着素材みたいで、プ◯リ◯アでも母材に喰い付きません。

次に間違えてコ◯シの多用途SUソフトを試しましたが、これも母材に接着しませんでした。しかもソフトなんで固まっても柔らかいままでした(^_^;)

最後にア◯ン◯ル◯ァのプラスティック用のプライマーを塗ってア◯ン◯ル◯ァを流し込みますが、ゼリー状でないため少しずつ流しては膜が出来るのを確認して塗り重ねてやると漸く母材と接着出来ました。

接着出来たらア◯ン◯ル◯ァの上にプ◯リ◯アを塗り重ねて肉盛りして折れないようにします。

どうやら上手く接着出来た様でシールドを開閉しても接着部部が外れる事はありませんでした。

取り敢えず海外通販で取り寄せ中のシールドやホルダーの部品が届くまでの暫定利用ならこれで十分です。

宿題その1:ヘッドライトステー

bb1にはH4バルブを装着するためにZXR250E1のヘッドライトステーとGSX-R250RのH4ヘッドライトユニットを加工してアルミフレームとステーを介して装着しており、フレームへの接続には転倒を考慮して柔らかい2mm厚のアルミ板で繋いだので、鉄製のヘッドライトステー本体は大丈夫かと思ったのですが、鉄製のステー本体も押されてセンターステー自体がロール方向に捻れて曲がったみたいです。

アルミは簡単に戻せますが、一度捻れたセンターステーを修正には手間が掛かりそうです。幸い予備のステーは手に入れたのでそちらを加工して戻すのは早いかと。

宿題その2:フロントカウル

カードレールに沿って生えてる路肩の草木にカウルが当たったせいか、カウル・フェンダー・スクリーンと上半分に破損が集中しており、燃料タンクやシートカウルなどには被害が及んでいませんでした。

フロントカウルはビポストの重い純正カウルに替えれば、ゆっくりカウルの修復に取りかかれます。

事故現場でエンジンの再始動は確認済みです。

ヘッドライトステー加工

暫く頑張ってみましたが、衝撃で歪んだ鉄のステーはただの手人力だと歪みは戻りませんね。
歪みを修正するのは後回しにして、新しく買った予備のステーをbb1のフレームマウント部分に合わせて新しいのを加工するために、まずは寸法測定から。

測定した数値を元に新しいステーを加工していきます。

久しぶりにディスクグラインダーを使おうと思ったらカッティングディスクが摩耗して使えないため、新しいものを買いに行く手間が(^_^;)

加工自体はそれ程手間ではありませんが、午後の陽射しを背中に受けながらマスクしてグラインダーとボール盤を使うので汗だくです。

加工の終わったステーをフレームに固定して問題ないかの確認と左右にフルロックした時に接触するところが無いかチェックして調整します。

調整が終わったら切削箇所に塗料を塗って完了です。

プラリシート裏当て2枚重ね

プラリペアで補修したフェンダーの折損箇所で、少し強度が弱そうな細い箇所に裏当てでプラリシートを貼り付けました。折損箇所を覆う3x3cmの正方形です。

プラリペアよりはシートの硬化時間が必要なのか、施工直後にドライヤーで暖めてみてもまだシートが柔らかく感じます。

指で押して密着させましたが、接着時間が係るため暫く押さえておきました。更に補修箇所に厚みを持たせるために2枚重ねにしました。

乾燥のため半日ほど乾燥させてみると2枚で十分な強度が保てる位硬化していました。

折損箇所は目立ちますが、走行しても問題なさそうな強度を保っている様です。

カウル位置の調整中

部品をあちこち流用しているため、新しくサポート用のステーを組んだ場合は、現物合わせで固定方法やネジ穴の位置調整が必要です。

レーシングカウルと純正ビポストのフロントカウルはライトユニット前面への距離が異なり、そのため以下のユニットを組み合わせ・配置を調整しないといけません。

・ZXR250E1ヘッドライトステー

・GSX-R250RのH4ヘッドライトユニット

・純正ミラーサポート(くの字の棒)

・純正フロントカウル

仮留め中

続 カウル位置の調整中

カウルのミラー取付穴とヘッドライトユニットを固定するアルミ板の接触箇所の切断と部品の行いカウルとミラーステーの穴の位置を合わせました。

暫定復活

位置関係を調整してミラーを装着し、フェンダーとフォークを繋ぐステーを新しく作成しました。

続きます。