bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 エンジン解剖準備

追加整備

問題ないと思って、暫く放置していたらウォーターポンプシールの水抜き穴からクーラントが漏れてました。やはりシール交換ですね。

 

取外したリヤホイールのMarvicハブダンパーはちょっと消耗が出てきた感じ。また半年待つのもなんだし、ダンパー特注した方が良いかもしれません。

少し撓んでいたFCR-MX41のアクセルワイヤーホルダーの支え棒を作ってみました。

リヤタイヤ交換

ラバコンダでリヤタイヤを交換しました。やはりピレリビードは硬くてダック爪がビードに沿って動き出すまでが手間です。電動ポンプでビード上げは楽になりましたが。

補修部品捜索

ウォーターポンプシールキットは室内に置いた箱から見つけ出しましたが、TDCロックボルト、ウッドラフキーを見つけるために一度探した物置の再捜索します。可能なら以前交換した古いフリーホイールも。
物置に片付けてるのは覚えてるので、大きいフリーホイールとかは探さずに小物を入れた箱を重点的に探します。
途中、3年前には見落としてたらしい程度の良いラジエターを部品箱の底から見つけてショックを受けたもののw、小箱からウッドラフキー共々TDCロックボルトを入れたパッケージを見つけました。
マジで僅かながら記憶力が戻ってる気がする。フリーホイールは見つからないけど(^_^;)。残りの部品を発注して終わりましょうかね。

フロントタイヤ交換

やはり寒い日にタイヤ作業するものじゃありません。タイヤのビードゴムが硬くて脱着がえらく難儀しましたw
寒さでビードが硬く張り付いてアームが短いラバコンダのビードブレーカーではPower 2CTのビードさえ落ちなくて、物置の奥に入れてた設置型ビードブレーカーを取出してタイヤのビードを落としてからラバコンダでPower 2CTを外しました。
新しく装着するピレリのRosso Corsaはビード内周が狭くて硬いので、ラバコンダのダック爪がビードを押し下げられずにビードに乗り上げてしまい、嵌まり込んで前にも後ろにも進まなくなる事2回(^_^;)
潤滑剤やらビードキーパーを使って少し戻してから勢いつけるとなんとか嵌めました。
前輪なら結束バンドで締めて押し込んだ方が簡単だったかも。
ビードは350KPAまで上げたAstroaiで漸く上がりました。

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エンジン補機類取外し 1

エンジンの故障原因調査と消耗したクラッチ板、ウォーターポンプシールを交換するためにクランクケース両サイドとカムカバーを取り外す必要があります。

まずは冷却水を抜いてからラジエターを分離して、ウォーターポンプカバー取外して状態を確認します。抜いた冷却水は凝固剤で固めて廃棄します。

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エンジン補機類取外し 2

オイルタンクに繋がる3本のホースは前側から戻り、中央はブローバイ、奥はケースへの圧送なので、オイルタンク内のオイルを空にしてからホースを抜かないと大惨事になります。

灯油ポンプでオイルタンクのオイルを抜いてからエンジンに繋がるメッシュのオイルホースと電装板を取外します。意外にオイルはタンク内には残留していませんでした。灯油用の手押しポンプは優秀ですw

電装板はエンジン系統の配線より、後から外出しレギュレーター系統や追加した灯火類・SW操作系統の配線の方が厄介でしたw。

フレームとエンジンが良く見える姿になりました。これでエンジンを前傾させればカムカバーを取り外す事が出来ます。

エンジンマウント

bb1のエンジンマウントはシリンダーヘッドとスイングアームピボット、サイドスタンドホルダーの3箇所です。

振動対策でシリンダーヘッドとサイドスタンドホルダーの2箇所にサイレントブロックが配置されています。

またビポストにはスイングアームピボットにもゴムブッシュが入っていました。

サイレントブロックはゴムブッシュにスリーブが圧入されていますが、ゴムなので左右に少し動きますし、スイングアームピボットのボルトを緩めるとフレームが横に開くので、いまいち前後スプロケットとチェーンラインを出すためのエンジンマウント位置基準が判りません。更にスイングアームピボットとか摩耗してガタが出てたのでリジッド化しました。

今回はスイングアームは外しませんからフレームは開く事はありません。そこでエンジンマウントボルトの左右のナット位置を計測して、組立時にその数値通りに戻す事にします。左は17mm・右は14mmフランジナットです。

エンジン下にジャッキスタンドを噛ませて支えておきマウントボルトを外します。

スイングアームを中心にエンジンを前傾させればヘッドカバーを外す位の隙間がフレームとの間に生じるまで下げる訳ですが、クラッチカバー後端の2本のボルトとサイドスタンドホルダーがケースに当たって下がらないので、結局両方とも外さなくてはなりませんでした。

当たってる?

カムカバーを外して漸くカムシャフトとご対面です。

点火プラグを外してヘッドカバーを開けてバルブクリアランスを測定するためにTDC(上死点)を出すためにクランクシャフトをM6六角レンチで時計回りに回そうと試みますが、TDC直前で何かに引っ掛かった様にクランクが止まります。」

念の為、セルモーターとスタータークラッチを内蔵するステーターも外してみますが、カムスプロケットの合マークが横一直線になる手前で止まります。明らかにエンジン内部のおそらくはバルブと上死点に向かうピストンが接触している感じです。

この状態でシックネスゲージをカム下に差し込んでも0.03mmしかありませんでした。

予備エンジンの動作確認

整備する予定で2年前に買っておいた予備のエンジンのクランクを回してみます。

こちらは油圧カムチェーンテンショナーによるカムスプロケットの若干のズレはあるもののカムローブの動きに沿ってバルブを押し下げながらクランクを回す事が出来ました。

ウォーターポンプやクラッチの状態を確認してから新しく購入した部品に入れ替えるかどうか判断して、整備した予備のエンジンに入れ替えた方が時間を短縮出来そうです。

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スタータークラッチ

クランクが回転しないなら空回りしていたスタータークラッチはさぞや酷い状態になっているのかと思いきやそれほどでもありませんでした。

ウッドラフキーやスプラグクラッチもスプリングは正常でしたし、ただフリーホイール側の接触面が荒れていたのでセルが軽い感じで回っていたので、ここが滑っていたからだと思われます。