bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 配線構成

配線仕様検討

bb1はレース仕様のため現状はバッテリーから点火系への配線のみです。
ライト・ウインカー・ブレーキ等の灯火類、ホーン、電動ファンの配線は撤去されてありません。オルタネーターからの充電回路は勿論残されています。

そこでオフレース車を公道仕様にする市販の汎用配線を使ってバッテリーを電源とした4つの回路(配線)を検討しています。
1.ウインカー・ブレーキ:汎用配線+ウインカーリレー
2.ヘッドライト:DAYTONAヘッドライトリレー+H4ライト
3.ホーン:リレー+ホーン
4.電動冷却ファン:水温センサー+リレー+電動ファン

汎用配線にはウインカー・ブレーキ・ホーンが予め車体に必要な長さで配線されておりスイッチボックスへのコネクターも用意されている便利なキットです。
これに消費電力の大きい2,3,4をリレーを介して別回路として構築すれば元々の配線には大きな変更は不要です。

後はキーシリンダーによるON/OFF回路を1~3の何処に割り込ませるか、4は水温センサーが壊れた時のために独立したON/OFFスイッチが必要かもしれません。

試しに汎用配線にSWボックスとウインカーリレーを接続しましたが、LEDウインカーとバッテリーが無いのでテストも出来ません。

配線図参照

キーシリンダーのピンアサインを確認するため先代のbb1マニュアルから配線図を調べつつ通電をチェックしました。配線図と実際のピンアサインは順不同なんですね。

もう一つのパイオリのオーナーズマニュアルは部品の調達先が無く全く役に立っていません(^_^;)。

純正部品

注文していた純正部品が漸く到着。クラッチケーブルとラジエーターに繋がるホース残り2本は廃盤となり代用品を調査中です。一つはF650エンジンのアキレス腱となるウォータポンプシールキットとシリンダー側のホース1本でした。バルブのアウターシムもキットを確保しておかないといけませんね。

代替クラッチケーブル

左は

タイコの形状が両端で同じゼファーの社外品クラッチケーブルを購入してみたもののアウターの長さがかなり違う(935mm/1080mm)上にインナー長さが8cmしかなくストロークが不足しており更にネジ部を切断して細く切削加工しないと付かない事が判りました。安かったのに流用不可で残念です。
ゼファー用は前期・後期で2種類ありインナーの長さ11cmだと思ってたのですが年式で違うのかな?。
仕方なく値段の高いF650GSの社外品クラッチケーブル(B03-3-116)を購入しました。本来ならB03-3-109が欲しいのですが1万円を越えるので(^_^;)。アウターは若干長い程度でインナー長さは11cmちょっとあります。

取回し検討中

元の純正ケーブルより少しだけ長いだけでワイヤーは問題無く装着出来ました。

レバー側の口金よりアウター端の外径が小さく斜めになってフリクションが大きくなっているため修正が必要です。

試しに取り回しを2回ほど変えましたが微妙な長さだけにハンドル切ったりすると曲がりがきつくなったりして結局元に戻しました。

束線バンドで熱源から遠ざけないといけませんが燃料ホースも通さないといけませんので取り回しを考えないとテンションが掛かった時のフリクションが大きくなる可能性があります。

フロントフェンダー

CBR600F4iフォークにあまり加工せずに取付可能なフェンダーを探していますが、元の600は205mmのフォークピッチであり195mmのbb1にはサイズ的に入りません。

試しに2015年式のCBR400Rのフロントフェンダーを入手しましたが、届いたフェンダーの寸法を測るとフォーク部分の幅140~145mm。最近の400ccのフォークピッチは200mm越えるのか情報が無いので昔のと同じ195mm位だと思ってたいました。
フォークピッチ195mmのbb1のフォークチューブ内側の一番狭いところで138mm。プロテクター外して曲げても途中までしか入りません。
フェンダーの当たる部分を削れば入るかもしれませんがABS削るのは難しそう。取り敢えず代案を考えます。

結局、モンスターのカーボンフェンダーが一番細いのでT595のフェンダーホルダーとホルダーが巻けない上側はアルミ板曲げて暫定取付け。
オフセットしたアルミ板は縦にL字にも曲げて強度を上げてます。下側のネジ穴まで延長するかとも思いましたが十分な感じ。
見た目格好悪いけど車検通すだけならこれで十分かも。概ねの構造は決まったので後日L字アングル材を使って作り直します。

このモンスターのフェンダーは見た目通り走行中は風切り音が煩いんですよね(^_^;)。

作り直し

1.5mm厚のL字アングル材を使ってフェンダーホルダー(サポート)を作り直しました。全体を延長し上下のネジを連結して更に固定強度を上げました。

クランク状に曲げている部分が風圧によるフェンダー全体の振動で亀裂が入りそうな気もしますが(^_^;)。

最近の倒立フォークモデルは前2箇所、後ろ1箇所で固定されるフェンダーが多いのでフォークの幅さえ合えば応用範囲は広いです。138mmとか狭い幅に合うフェンダーさえ合えば。

ブレーキSW

フロントのラジアルマスターにマイクロスイッチを取付け、ブレーキSWにしました。これで3個目。M4のナットは緩み止めナイロンナットにした方が良さそうな。