bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 BSバッテリー

BSLi-05

軽量化の候補としてLiFePO4リチウムバッテリーへの換装は予定していました。

レギュレーターの充電電圧のテストやバッテリー周辺温度の問題も解決していないため、リチウムバッテリーへの換装は当分先の予定でしたが、Webikeで55%OFFセールだったので先行投資する事にしました。

リチウムバッテリーの軽量化やコストは必須条件ですが、bb1の高い充電電圧や熱問題も考慮しています。

YB10L-A2より小型サイズである事や高いCCA。筐体の耐熱温度や多数の配線数を賄う端子形状を持つ点で幾つか選び、ウォッチしていたらBSLi-05が偶々セールになっていた訳です。

到着したBSLi-05の寸法と重量を測定。それからテスターで初期充電電圧が13.26Vを確認しました。後は付属のスポンジを追加してバッテリーの位置決めから配線の固定までを済ませます。

寸法はYB10L-A2の長さ136 幅91 高さ146に対して長さ134 幅65 高92。左右のオイルタンクの内壁に接する以外はエンジンとオイルタンクの間に断熱材を挟む余地が出来ました。重量は-2.3kg。今までの軽量化を加算すると車体重量150kgを下回りました。

CCAが160→280になり始動性は良くなる筈ですが、ツインプラグで元から始動性は良い方でしたから、それほど変わった感じはしませんでした。

暫く暖機しておいたのですが、ヘッドライト消灯時で開放型バッテリーの充電電圧14.7Vと比べると14.0V弱しか電圧が出ません。レギュレーターが充電制御してるのか故障の前触れか(^_^;)。

温度計のセンサーをバッテリーとスポンジの間に挟んでから試走に出掛けます。

試走中

気温が上がって暖かい週末の日で道路も混雑気味です。

上がらなかった充電電圧は走り出して暫くすると以前と同じ14.6Vを表示する様になりました。

レギュレーターはバッテリー端子に接続していますが、固定位置を変えた訳でも無く接触不良とも故障とも言い難い感じです。

いつもの裏道が途中から工事通行止めで使えないので国道に出ますが、交通量が多くてバッテリー周辺温度はあっさり60℃を越えてしまいました。一旦戻って調べ直す事にします。

暫く保留

戻ってバッテリーの熱を確認します。

温度センサーはこのオイルタンクの左内壁中央で測定しており、遮熱シート自体は1.4mmしか厚みがありませんから一番温度が高くなる箇所になります。

サイズが大きい開放型はオイルタンクとクーラントリザーブタンクの境目にしかセンサーが入らないため60℃以下でした。

エンジンからの熱は高さ調整のスポンジの厚みがあるせいか、バッテリーの底自体はそれほど熱は感じません。

リチウムバッテリーなので横倒し・縦置きにする事も考えましたが、効果は不明ですし配線の延長やショート対策が面倒そうで保留にしました。

リチウムバッテリーは前倒しで購入した事もあり、一旦開放型バッテリーに戻す事にしました。

まずはSH866BAに換装して、充電電圧が上がらなかった件含めて新しいレギュレーターの充電電圧がどうなるかを先に確認する事にします。リチウムバッテリーへの換装は充電電圧が安定してから。熱対策もそれからです。

これも先の話ですがレギュレーターを外に出したのは将来的にSCRオープン方式のSH847AAを使う事を考えています。ただSH847はサイズが大きいんですよね。