bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 進展有り

整理整頓

昨年の車検時にそのままにしていた電圧計とヘッドライトリレーの長い配線をカットして適正な長さに調整したものと入れ替えました。

レギュレーターも外に出した事もあって配線台がすっきりしてきました。

不調原因判明

工具待ちでレギュレーターの端子カシメ作業を後回しにして燃料ポンプの不調原因を調査します。

まずは燃料タンク内の燃料ポンプに繋がる配線の導通確認から。

高速道路で加速不良の現象が発生した時にバッテリー電圧計が14.6Vを表示していたのは確認しています。端子が焼けていてもこの時点では発電電圧は正常でした。そこで燃料ポンプに至る配線の導通、または燃料ポンプ本体問題の2択に絞れます。

燃料タンクに繋がるコネクタを外して、キーONでバッテリーから12V以上の電圧が配線からコネクタまでに流れている事を確認します。

次にテスターを抵抗測定レンジ(最低200Ω)に切り替えて燃料ポンプ側の抵抗値を確認します。現時点で燃料ポンプの作動は確認済みです。

通常なら導通のある低い抵抗値を示す筈ですが、何故か測定値がフラフラと安定しません。何処かで導通が接触不良になっている箇所がある様です。タンク上面の2つの端子をチェックするとアース線側の端子が動いていました。

締め付けが緩んで丸型端子が密着してないため走行時の振動で導通不良が発生して燃料ポンプへの電流が不安定になった事が動作不良の原因の様です。

そういや1年前に燃料計の穴を再利用してアース線を通した際にガソリン漏れ防止にゴム板をパッキン代わりに追加して蓋をしました。その時にボルトの隙間からガソリンが染み出たので液体ガスケットを塗ってゴム板を挟んで留めたのでした。

1年が経過してゴム板が劣化したら隙間が出来てボルトが緩んでる状態になりますね(^_^;)。

+線の方はボルト穴の周りにOリングを埋め込む溝があるため追加したパッキンはボルト頭より大きい穴を開けて液体ガスケットで密封していました。

対策

ボルトが緩まない様にゴム板分の金属もしくは樹脂スペーサーを追加するしかありません。

ボルトとの隙間が空くのでナイロンの廻り止めナットを代用した方がガソリン漏れ防止に良いかもしれませんね。

大型電工ペンチ

305型の太線用端子をカシメるための大型ペンチが到着しました。

板厚の厚い端子も大した力も使わずに1発でカシメられました。全ての端子をカシメてレギュレーターの準備は完了しました。

生憎、外は雨降り状態なので接続して動作確認までは出来ませんでしたが。

エンジン始動

雨が止んだ合間に305型のコネクタを準備してレギュレーターを車体に設置しました。

コネクタに差し込んだ305型端子の噛み合わせが強くて、一度接続したコネクタを抜き差しするのは大変でした(^_^;)。
エンジン始動して電圧計とテスターで充電電圧をチェックして水温50℃まで上げて充電状態を確認しました。

 

バッテリー端子間ではテスターだとLEDライト消灯で14.8V。電圧計で14.7V。LEDライトを点灯しても14.77V。リチウムバッテリーにするにはちょい充電電圧が高いです。
エンジンの水温50℃まで上げてレギュレーターがほんのり暖かくなった時の温度は28.2℃でした。この位置で走行風による放熱が出来るかは試走してみないと判りません。

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新しくしたコネクタはまだヒンヤリしたままです。経年で発熱するかはこれからです。

天気が回復したら試走してみます。