bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 準備完了

磁石付きドレンボルト

油温センサー付きドレンボルトの選定が思わしくなかったためネジ山の少ない現行のドレンボルトの代りに恐らくは車用で同じサイズのドレンボルトを購入しました。現行のボルトの様に手回しで途中で重くなる事もなく滑らかに締め込む事が出来ました。またネジ山の倍になりレンチの掛け代が増えてしっかり締められそうです。

TDC Lock Bolt

クランクシャフトにステーターローター固定するセンターロックナットを180Nmで締め上げるためクランクシャフトを固定する必要があります。

マニュアルには専用工具のTDC Lock Boltを使ってクランクウェブの溝に差し込む事でクランクを固定して作業を行う手順になっています。純正工具は入手出来るかどうか不明でしたので代用品を探してみると見つかりました。一応JIS規格品でM8x50mmの六角穴付きボルトで先端が棒先と呼ばれるものです。単品では無く7本セットでしたw。

クランクケースのボルトを外してみると50mmより遥かに短く50mmも要らんやんと思いましたが、クランクウェブの溝にしっかりボルトを嵌め込むために上死点を探して溝を目視で確認するまでがちょっと面倒でした。なんせクランクシャフトを回す側はエンジン右側でクランクウェブの溝は左側にあるので。ライトで溝を確認しつつ反対側のアレンキーでクランクシャフトの微調整しないといけません。

ホワイトマーカーで印を付けた状態がクランクウェブ表面で溝の位置が合えばそこから少し締め込む事が出来ます。
これ毎回オイル抜き取るか、エンジンを横倒しにしないと溝が判りませんね(^_^;)。
部品も揃ってクランクの固定も終わって漸く準備が整ったので、天気の良い週末にスプラグクラッチを組み上げます。