bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 復活

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予定通りに週末にスプラグクラッチをステーターローターに組込み、セル始動でエンジンが問題なく始動出来る事を確認してから試走してきました。

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週末スプラグクラッチの組込み

車体に組み付ける前に社外品のスプラグクラッチの回転方向矢印とステーターローターに組み込んでみて実際のロックと回転方向を確認します。純正品のスプラグクラッチとは矢印の向きが逆になっていますので矢印の向きを合わせておきました。

しかし何故か回転しちゃいけない方向に回るので、結局純正と同じ黒いサークリップが見える側にスプラグクラッチをローターにセットしました。矢印はステーターローターの回転矢印(クランクシャフトの回転方向)と同じ時計回りになりました。

次はローターにクラッチカバーを固定するボルトやネジ山を掃除してカバーを装着して緩み留め(ロックタイト243)を塗って10Nmで締め付け。
しかしウッドラフキーが接着されたんじゃないかと思う位喰い込んで全く取れそうにありません。クランクシャフト端を叩く訳にもいかずそのまま継続利用する事に(^_^;)。
新しいバネ座金ワッシャーを装着してテーパー部にロックタイト648を塗ってセンターロックナットを180Nmで締め付け。代用の棒先六角穴付きボルトはしっかり持ち堪えました。

クランクシャフトを回転方向に回してフリーホイールが回らない事を確認して、ガスケットを装着してケースカバーを閉じました。後はロックタイトが固まるまで24時間待ちます。
ロックタイトが固まるのを待って明日はエキパイを装着してオイルを入れて試運転です。何度も確認はしましたが組付け失敗してないと良いなw。

残作業中

手間の掛かるエキゾーストパイプを戻してラジエーターを固定し、サイレンサーを取り付けナンバープレートホルダーをサイレンサーに取り付けます。

バッテリーを取付け電装系の動作確認を行ってから、漸く抜いたオイルの追加です。MoDTPと組み合わせるZDDPが粉になってしまいオイルに溶けるかどうかとか分量が判らないためMoDTPと極圧系FMと粘度指数向上剤のみにして湯煎しつつオイルと混ぜますが、今回はなかなか混ざらなくて暫くかき混ぜていました。最終的にはエンジン始動後に基準線に合わせる様にオイルを追加しますが恐らくは粘度が10W位までは上がったんじゃないかと思います。

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オイルの循環とスプラグクラッチの動作確認を兼ねてキャブとプラグ外してセルを回しました。スプラグクラッチはちゃんと噛んでるみたい。

セル始動テスト中

キャブの燃料ラインにガソリンサブタンクを繋げて始動テストを行います。水温がまだ低いのでチョークを引いてセルを回すと意外にあっさりと始動しました。

何度かセルで始動テストを行いオイル漏れやガソリン漏れが無いか各部を確認します。問題ない事が確認出来たら、車体に燃料タンクを取付けて再び始動テストを行いつつ燃料ポンプの稼働音を確認します。

完成

後はカウルを装着して冒頭の試走を行いました。