bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 タンク復活

最後の部品到着

タンク内の燃料供給ホースに使うインタンク用の燃料ホースとその他の部品が届きました。上からNISSAN純正の8x13mmの恐らく2層ホース、真ん中はトライアンフ用のインジェクション用インタンクホース8x13mm(2層)、一番下は外部ホースに使っている8x14mm3層ホースです。補強用の糸の密度通りに柔らかさがあり曲げ易くなりました。

またアース線の中継ボルトに導電性の高いボルトを使いたいのですが、タンク内部に納めるためにM5丸型端子を曲げて入れるためにボタンボルトのみしか使えません。しかも長さが20mm以上で導電性の高い材質のボルトは無いため試しに24kメッキされたボルトを使ってみる事にしました。

丸型端子もホームセンター売りのは板厚があって折り曲げ難いため、なるべく薄い端子を購入してみました。

ホース交換の筈が

差し替えたタンク内の燃料供給ホースとアースボルトを変えるだけの作業だった筈が、取出したら燃料ポンプの平型端子が抜けたり、M5の丸型端子の板厚のせいか折り曲げてタンク内に入る時にアース線は入ったのに電源+線が入らず新たに購入した薄型の端子で作り替えたりして手間取りました。

燃料ポンプの平型端子が抜けていた件ですが、燃料ポンプはステーで仰角30度の角度でタンクの底に取付けますが、燃料ポンプはタンクの長軸方向では無く側壁に向けて横方向の斜め45度方向に入るので(それ以外は入らない)、入る方向を確認しようとあちこち底蓋を動かしていたらコネクタ側がタンク内壁に当たった可能性があります。入れる方向は判ったので、明日もう一度外して再確認します。

リークテスト

翌日はタンク内の電源配線の当たりみて問題ない事を確認してから再度組み直してガソリンを入れてリークテスト。

底板はOリングのみで新しいのは調達していませんので古いままで何もしていません。当然漏れて失敗です(^_^;)。
まあ潰れて古いOリング一つじゃ漏れは止まりませんよね。新しいOリングでも漏れないかも怪しいところです。仕方ないのでOリングに液ガスケット塗って固まるまで待って再テストします。どうせ古いOリングですし次にガスケット取るのは自分だしね。

エンジン始動テスト

ガソリンが漏れない事を確認して燃料タンクを車体に取付けてキーをONにすると燃料ポンプから燃料を吸い上げる作動音とタンクに戻るチョロチョロ音が聞こえます。

今回燃料ポンプはトライアンフのスピードトリプル1050用を流用しておりインジェクション用です。若干作動音が力強い感じですが、キャブがオーバーフローする訳でも無くQFSのストレーナーも問題無さそうです。


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チョークを引いてセルボタンを押せばあっさりエンジンは始動しました。バッテリー充電電圧は旧ポンプの15.2Vから14.8~9Vへ下がりました。ポンプの消費電力が大きいのかもしれませんが、逆に充電電圧が下がって助かります。

始動テスト中に充電電圧を下げるべく購入したレギュレーターが届きました。現行のSH532B-12から後期のF650GSに採用されているSH541G-12と同じSH541SAです。容量は同じ35Aの筈ですが配線の太さが太くなっています。

エンジン始動テストを完了してフロントカウルを取付ける際にフロントのスプロケットカバーが無いせいでチェーンオイルが飛んでジェネレーターカバーが汚れているのに気が付きました。燃料タンクがあるためF650のスプロケットカバーは装着不可ですが何か似たようなカバーを作った方が良さそうです。