bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 ポジション確認中

補強

ステッププレートは緩んでも回る事はありませんしボルト2本固定でも問題無い気もしましたが、A1000番の柔らかいアルミ板なのでステップにどの位の力が加わるか不明ですし、転けてもフレームのネジ穴部には影響しないと思って長さを延長してボルト3本留めにしました。
一番上前の穴は板を削らないと入らないか。そこまで上げるかは不明です。ブレーキマスターサポートの修正はまだ下のネジが届かないので作業は保留。

ポジション調整試走 1

ハンドルバーの絞り角を微調整しステップサポートを補強して近所の山道を試走しました。低山なので狭くて路面の悪い道が山頂まで続いています。

姿勢は後方に足を引いたので腰が後ろに下がった分、頭の位置は前進してステアリングステムシャフトの延長上に頭部が来ます。この位置に頭があるとステムに繋がるハンドルの動きが把握し易いです。シート後半部に坐骨が載って太腿内側で上半身を支える感じ。
ステップ変更前に較べてステアリングの動きは判り易くなりましたが、車体を倒す際にハンドルの切れが先に来る感じで粘る。前が高いかフォークのプリロードが足りないか。
下りはリヤの伸減衰を緩めてブレーキング中の安定感は若干改善したものの立ち上がりで曲がらない。
下りの路面状態が悪いところで跳ねると体ごと前にズレるからステップ位置はそのままでシートの着座位置とホールドを要調整です。
車体の調整としてはフロントフォークもCBR600F4iのままですし、若干レートが高い感じはするもののプリロードと減衰設定で賄えそうです。リヤサスペンションについては初代bb1ほどにリバウンドストロークを増やすまでは不要ですが現状は前オーナーの身長/体重に合わせたサーキット仕様のままなのでリヤ固め過ぎかも。
しかし路面状態が悪い先の見えない山道だとエンジンも使えなくて遅いです。

ポジション調整試走 2

前回の試走を元にフォークのプリロード半回転掛け圧側減衰を1/6緩め、リヤの伸び1クリック緩めで試走スタート。
なるべく狭い山道を通る様に厳木から天山経由ではなく、厳木から狭い県道276号を走って七山の観音の滝まで。狭いブラインドの続く山道は強くブレーキも掛けられずアクセルとタイミング良く切り替えして前後サスの動きを落ち着かせます。
プリロードを掛けたフォークは前輪の切れ込みも無くバンク角に応じて曲がる様になりましたが、フォークが沈まず前が高いままなのか切り返しは重いけど、リヤは伸びを緩めて動きが良くなったのか旋回は良さげ。

帰宅したら色々不具合が見つかったので、そちらを改修予定です。

不具合修正

ポジション調整に観音の滝まで往復した翌日。不具合の出た箇所を修正しました。

ブレーキSWのカバーの保護面積が足りなくてブレーキSWのアームが曲がって機能しなくなったためカバー大きくして再作成しました。下側が固定出来ないから折り曲げてスイッチの空間確保しました。

観音の滝に到着した時点で、いつの間にかひん曲がっていたナンバーのリフレクターを修正。フルレクターを固定するアルミ板に補強のため重ねていた鉄プレートに留めるナットが無くなったせいで振動で曲がった様です。元に戻して緩み留めを塗布したナットを付け直しました。

その他確認

車体を確認中に左インナーチューブが汚れてるのを発見。ダストシールを外して確認しました。200km以上走ってオイル漏れと言うには大げさな微妙に滲む程度です。

このSHOWAフォークはブッシュメタル類やダストシール・オイルシールは新品交換したばかりで復活してから約700km位は走ったかと。漏れ出すには早過ぎます。

中古購入したフォークのインナーチューブには点錆とかは見られないためチューブ表面に見えない位の傷が有って隙間から滲むとか、今回使用した社外品のオイルシールが合わずクリアランスが大きいとか。

まあドバドバ漏れない限りはこのレベルの滲みは次の交換まで走行後確認だけで良さそうです。

それからエンジン回転数の割には速度が伸びないな~と思ってスプロケットを確認すると47Tのままでした。昨年の10月に丁数を確認した際に43か44Tに変更しようとしたまますっかり忘れていました(^_^;)。固着の出てきたチェーンと一緒に替えるかな。

その他、交換に苦労したCピレリは癖が無くグリップもそこそこで慣れてきました。ステーを強化したナンバーホルダーも振動も減り亀裂が入る事も無くしっかりテールランプとナンバーを固定しています。スプロケットカバーもチェーンオイル汚れの飛散防止に活躍しています。