bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 キャブ調整中 6 追追試

 負圧式キャブのニードル

負圧式キャブの番手違いのジェットニードルって売ってないですね。まあピストンを上下動させるのがアクセルワイヤーでは無くエンジンの負圧ですから当たり前っちゃ当たり前ですけど(^_^;)。
海外で販売されるF650のリビルドキットはニードル5E94の1本のみ。本家Keysterの燃調キットにはF650用はありません。BST33の燃調キットはDR250S(SJ44)のみでニードルは5DF3。5E94のニードル径とテーパー角度を適当に測った数値で計算して5DF3の仕様と比較してみました。

5DF3=2.515mm/1°0′0″
5E94=2.52mm/1°7′36.02″(計算値)

テーパー径は2文字目のアルファベットで変化しますが、燃調キットのニードルの仕様を確認するとテーパー角度も若干異なる感じ。4~5000rpmの息継ぎがテーパー形状で効いてくると想定してもニードル径が細くなると開け始めから全体濃くなるのかな?MJ絞るとか。

負荷が掛かると負圧不足でピストンが上がらないとか、息継ぎ中のピストンの状態を確認しないと単純に交換してセッティングが出る訳では無さそうで、それなりに値段のするDR250Sの燃調キットx2を購入するのは躊躇われます。

フロントカウル

車検を通す目的で純正カウルにZXR250のヘッドライトを採用しましたが、当初はレーサー用のカウルを流用出来ないかを考えていました。
レーサー用カウルに対してヘッドライト用の穴開け加工やミラー取付方法が解決出来なかったため純正フロントカウルを採用しました。
純正のフロントカウルを外す度にレーサー用のフロントカウルが装着出来ないかを思い出す程度には純正カウルは頑丈で重いんですw。
ZXR250A1のラジエター装着作業でカウル外すのでついでに検討出来ないかなと思います。
カウルの穴開けは位置決めしたらリューターでやるだけです。※失敗したら・・・(^_^;)
問題はミラーを支えるステーの補強かな。

純正フロントカウルは厚みがあるため、ある程度ミラーを支えられていますが、レーサー用だとステーを左右連結する位の補強が必要かもしれません。

微調整

ニードルのクリップ位置を調整するために追加したM3のワッシャーを小さいM2.6ワッシャーに交換しました。負圧式キャブで0.02mmは誤差だと思うw。

ナンバーとリフレクターの振動が大きくなっている感じなのでナンバーの間に薄いゴム板を両面テープで挟んでクッション追加。振動は根元の鉄板で発生するので末端は変わらずな気がします。

SH541SA追試

前回は灯火類配線を追加して無かったため、今回は配線を全て接続して電圧を測定します。

LED点灯のみで発電電圧は14.83V、ハロゲンライトロービーム点灯時(70w)14.75V。ハイビーム点灯時13.8V(120w)とSH532B-12とさほど変わらず。

出来ればリチウムイオンバッテリーが可能な電圧に抑えられるレギュレーターはMOSFITしか無いのか? MOSFITの場合、逆にステーターへの影響が心配です。

H4ハロゲンバルブ(60/55W)の口金を加工してH4Rに装着すればロービーム点灯時は110Wになるので14V以下にはなりそうですが。


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キャブセッティング追追試

夜降って昼間はなかなか雨降らないので雨上がりにニードル位置変更(4.48段目)で息継き症状の確認を行います。
やはり登り坂の息継ぎ発生箇所は4700~4900rpmとなり息継ぎが大きくて厄介になりました。抜け出せない。平坦でもアクセル急開(3/4)で発生しますが、相対的に負荷が低いせいか最終的には抜け出せました。


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F650は若干下の4100rpm辺りの回転域から2箇所で息継ぎ中も回転が徐々に上がって行く感じ。平坦では普段は発生しませんが、急開時は未確認です。
どちらもエンジン負荷の低い下りは息継ぎは発生しません。
感覚的にクリップ位置変更してもう少し薄くするとか、ダイヤフラムスプリングをカットしてバネレートを変更すると発生回転域が変化する様な気がします。

雨上がっても山道の路面は濡れたままでした(^_^;)。お陰でドロドロw。

その他

ヘルメットのチンガード部分に貼り付けているアクションカメラのマウントがまた外れました(^_^;)。

前回は高速道路上の風圧だと思いますが、今回は気温と湿度の影響でしょうか。ガラス貼付け用の強力両面テープを使っているのですがね。

試走からの帰りに工具店に寄って955i用の保持用フックレンチとオルタネーターボルト用のT40ロングヘックスを買ってみました。