bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 ヘッドライトカバー試作

ヘッドライトカバー試作

ホームセンターで2mm厚のアクリル板を買ってきて普通のカッターとサークルカッターを使って大体の輪郭傷を付けてプライヤーで折り取ってやすりで修正しました。

家庭用のドライヤーで熱して曲げようと試みますが温度が上がらず中途半端な曲がり具合に・・・(^_^;)。

取り敢えず近所のAPでヒートガン購入しました。まあ他にも使い道(ホットボンド剥離やロックタイト除去等)はあるので無駄にはならないと思います。

ヒートガンは風量は弱そうですが、熱量がもの凄くアクリル板は秒殺でしたw。温度が判らずあまりにフニャフニャになるので融けないかと心配になる位。
カウルに板を付けて整形する際に穴の縁にタッチアップ塗料を塗っていたのですが、その塗料がアクリルの熱で融けて板にくっ付くハプニングがありました。

塗料が付いたり熱を加えて曲げる加減が判らず微妙に隙間が出来たりしましたが、走行すれば恐らく亀裂が入ったりすると思うので、何度か作り直せば上手く出来る様になるかと思います(^_^;)。

Oリング摩耗対策

以前にも言及した通りbb1のフロントスプロケットは表がスナップリング、裏は18x3.5のOリングでスプロケットを固定しています。同一エンジンを採用しているF650前期型やbb1ではスナップリングが外れてスプロケが飛んでいくトラブルがありました。自分も初代bb1で走行中にスプロケットが飛んでいきました。

そのためシャフトから動かない様に特注スプロケットを発注していますが、納期は3ヶ月との回答でしたので今年が終わりますw。

代案としてシャフト根元のΦ25mmフランジ部分まで押し込んで密着出来るOリング部分を同厚のスペーサーで代用出来ないかです。

ただしスプラインはΦ24mm、Oリングの溝はΦ18mmなので固いスペーサーリングでは溝に落ちてしまいます。

そこで教えて貰ったのがスプライン径までOリングを削って溝を埋めるベースとし、その上に内径Φ24mmのスペーサーを押し込んでガタを無くす方法です。

 

ただしこの方法はトルクを掛けて締め込むナット留め方式の後期型シャフトを採用したエンジンを前提とした固定方法のため、スナップリング留めではどんなにシムで調整してもスプロケット表面とスナップリング溝との差が残ります。消耗して千切れてしまうOリングよりは耐久性やガタはかなり改善されるとは思いますが。

また隙間調整にウェーブワッシャーを使うやり方がありますが内径24mmは規格品では無く特殊サイズ(IWT規格 BW-3の24.3/33.3mm)になるのと自由高2.2mmに荷重を掛けて使用高さ1.5mm/荷重24.5Nに調整するなどした場合、スプロケットのガタを逆に助長したり、スナップリングの許容スラスト荷重を越えたりする様な挙動を引き起こすのでは無いかと心配になります。

そのために特注スプロケットでスナップリングを丸S形止め輪から許容スラスト荷重の高いC形止め輪に変更したり、スナップリングに衝撃?を与えないためにシャフトへの固定をする訳ですが。

特注スプロケットが年末まで届かないのであれば、上記の追加スペーサー方法を試すのが先になりますが、やり過ぎるとまたスプロケットが飛んでいきそうです(^_^;)。