イグニッションコイル点検
bb1の始動性やキャブ原因の息継ぎ以外にエンジン回転の引っ掛かりもありませんが、イグニッションコイルの抵抗値を確認しました。
配線図ではコントロールユニットからオレンジ色の線が分岐して2つのイグニッションコイルへ。実際にはコントロールユニットからは緑線がイグニッションコイルへ。後は鉄心のアース線のみ。
一次コイル側マニュアルでは0.2~0.5Ω、二次コイル側マニュアルでは6~14kΩ。現状はエンジンの点火は正常ですし一次コイル側の抵抗が若干高いのはテスターの誤差によるものか実測値なのかは判りません。範囲越えたからと言って直ぐに点火に影響は及ぼさないと思いますが。
アクションカメラ装着
新しいヘルメットにはカメラを装着しないので、bb1のフォークにカメラマウントを装着しました。後はモバイルバッテリーと外部マイクをどうするかは一度実走してから確認する事にします。
温度計を装着してオイルタンク周辺がそれなりに温度が上がる事が判ったのでバッテリー補水しました。
エンジン掛け始めで温まってない時に、ガッキンとか酷い金属音してエンジン停止。再始動は何事もなく。エンジンが壊れたかと思った。
キャブセッティング中


POSHのMJキット到着。セッティングツールなので単体で購入するよりはと#140~#170と5番手刻みで6個セットを2セット購入。エアクリーナー付きの標準番手は#140ですから丁度良い範囲かと。


これとKeysterのリペアキットのニードルと合わせてセット。MJのは#162.5→#155に絞りました。ニードルはY430(5E94相当)を上から2.5段目と薄くする傾向です。
Keysterのキット。なんかエッジが立ってて精度が出ている感じがしますね。
試走中
155に下げたキャブのセッティング確認のため、わざわざ気温が上がった暑い午後に走ってきました。本日は厳木ダムから浜玉経由で西九州道戻りです。
結論から言うと4速の息継ぎはかなりと言うかほぼほぼ改善されました。下から繋がりが良くなりアクセルが開けられます。まあ5速で5%位の坂で無理やり再加速すると再発しますが、そこはシフトダウンすれば良いだけの話です。
スマホを忘れてたのでほぼノンストップ走行w。外気温計は34度位でした。
厳木から浜玉への山越えでちょっと涼しかった程度で半分はジェットヘル状態で走っていました。
最後は一時停止からの左折で左手が攣り掛けてクラッチレバーが離せず転けそうになりました(^_^;)。
温度計は走行風が流れると上下動する温度は64~70度。クーラントの水温計は更に厳しく92~104度まで上がります。信号停止中はライトスイッチをOFFにして電動ファン全開。ガソリンスタンド前が事故渋滞で動かなかった時はファン全開でも105度を越えそうになりました。
帰宅後に各部の点検です。シートカウルとナンバー取付けボルトが1個緩んでいた以外は緩み無し。ブレーキダストとチェーンオイル汚れが目立つのでタンク降ろして清掃が必要な様です。左フォークのオイル滲みはありませんでした。
清掃中


翌日、カウルと燃料タンクを外して車体を清掃します。
・オイルキャッチタンク洗浄
・クーラントブリーザタンク補水
・ガソリンタンクの水抜き穴清掃
オイルキャッチタンクのブリーザからオイルが飛んでます。今までは飛んだ事はありませんでしたので、オイルキャッチタンク内のオイルを抜いて洗浄しておきます。
ガソリンタンクの水抜き穴には砂利が溜まりますので、事前にガソリンタンクを抜いて殻にした後で清掃しておきました。
ブレーキダストに汚れたホイールとチェーンも掃除して綺麗にしておきます。特に鋳鉄ディスクを使うリヤホイールの汚れが酷いです。
フロントスプロケット点検


途中いきなり土砂降りになって作業は一時中断しましたが、また晴れてきたので作業を続けます。
フロントスプロケットのサークリップを外して奥のスペーサーとOリングを点検します。Oリングはどうやら千切れたらしく破片しか残っていませんでした。bb1は160サイズのタイヤを装着するためにオフセットスプロケットとスペーサーでチェーンラインを外に移動しますが、スプロケットを保持するのはOリングだけしか無くそのOリングは千切れて無くなっていました。新しいOリングに交換しますが、サークリップも打ち抜きでエッジが立っている方を外側に向けて装着します。
抑えているのがOリングなのでスプロケットは軸方向にガタは出ます。
その他点検中


・プラグ点検
・左フォークシール点検
プラグはかなり汚れていますが、まだ2000km一応清掃してそのまま再利用します。
オイルシールを交換した左フォークの状態も確認しておきます。特に滲みの再発は無さそうです。暫く様子見。