YSSロングエンドアイ
納期遅延の連絡を受けていたエンドアイですが、納期が改善されて早目に受け取りが出来ました。
本来はスフェリカルベアリング仕様のエンドアイ発注する予定でしたが、納期が更に遅延する可能性があるためゴムブッシュ仕様のエンドアイを発注しました。
YSSはエンドアイ受けがスフェリカルベアリングとブッシュ(ゴムとシリコン)の3種類x内径2サイズ?のエンドを販売していますが、エンド部分は共通仕様じゃないかと推測しましたw
そこで標準が42mm長に対して全長を25mm延長する68mmのM10ゴムブッシュマウント(これが一番納期が短かった)のエンドアイを注文しました。
届いて早速ブッシュを外してエンドアイの内側がベアリングマウントと共通仕様である事を確認しました。
スフェリカルベアリングは圧入するらしいのですが、スフェリカルベアリング用の圧入工具とかは持っていません。ソケットとかで代用出来ないかな~?とか、ベアリングを冷やして、エンドアイをヒートガンで熱すれば手で押し込めないかと先にベアリングを冷凍庫で冷やしておきました。
わざわざスナップリングで固定する位なら圧入では無さそうな気もしますが(^_^;)
暫くして外したブッシュの代わりに冷凍庫で冷やしたスフェリカルベアリングをエンドアイに入れてみると、他社のエンドアイと異なりベアリング自体は冷やした状態で指で押さなくても入るため圧入ではありませんでした。
ベアリングの位置を調整してスナップリングを取付けて作業完了です。
逆にインナーベアリングに装着するアルミカラーは圧入が必要なので、他社のサスとか仕様が異なる感じです。頻繁に交換するならスフェリカルベアリングよりアルミカラーの圧入の方が特殊工具が要らない分、個人ユーザ的には作業がやり易いですね。
取り敢えず直ぐに交換する必要性も見当たらず、リジッドラック導入で交換作業も簡単になりましたが今更交換してもね~って感じですw
前後サスのセッティングが終わって燃料タンクを擦らなくなってから、気が向いたらステンレス製の延長アダプターと入れ替えようかと思います。
比較
YSSサスペンションは自由長325mmで組む予定で部品を調達していましたが、ロングエンドアイの納期の関係で延長アダプターを追加購入して使っていました。
+30mm延長アダプターを組み込んでも自由長325mmから調整可能だったのは幸運でした。
現在自由長330mmで前後サスの設定中ですので、68mmエンドアイでも+5mm程度ならネジ部の嵌合長は十分足りると思います。ログエンドアイは+10mmの335mm。延長アダプターは340mmまでは大丈夫そうです。
今後の予定として
トガシ製サスペンションはO/Hに旅立ったので、暫くの間はYSSサスペンションでタンク底擦り対策含む前後サス設定変更を調査します。
1.純正パイオリサスペンションの自由長は350mm(車高調の上限値とします)
2.タンク底擦りの改善(自由長325mm~車高調変更)
3.(スイングアーム対地角増大による)チェーンスライダー消耗増加を最小限に
4.ハンドリング(スイングアーム対地角増大による)安定性の維持
要はタンクの底を擦らない様にリアを上げると、スイングアーム対地角の増加に伴いチェーンスライダーやハンドリングに多大な影響を及ぼします。
純正サスのbb1の場合、前後とも昔のオフ車並みに過大なリバウンドストロークを保ちます。色々問題が出てたし、良く乗ってたな~と言う感じですw
どちらかと言うと燃料タンクの容量は多少減ってもアルミか何かで底を擦らない様に作り変えた方が良いハンドリングを保てそうな気がします(^_^;)
前後の車高を下げた際にフォークがフルボトムした時のリアのリバウンドストローク不足は改善する必要はありそうですが。
気温が下がれば合わせて以下も進めます。
・FCRキャブ装着(シングル・ツインキャブ化)
・予備エンジン分解・整備(後期ドライブシャフト変更・ハイコンプ化)