SHOWAフォーク整備開始
消耗部品が揃ったのでSHOWAフォークを分解整備します。今回はダストシールとオイルシールのセットは純正品を使わずに社外品のNTBを選びました。少し安い程度ですので在庫があるなら純正部品の方が良さそうな気もしますが。
フォーク分解中
慣れたSHOWA正立フォークなので手間取る事無くトップキャップを外してスプリングとカラーを取り出します。
減衰は効いていたのでそんなに使ってないのかと思いましたが、回収ボックスに流したフォークオイルはこの前掃除した排水管みたいな刺激臭でしたw。インナーチューブはストローク部分は綺麗でそれ以外に若干の点錆。
取り外したインナーカートリッジは片側(右)のみ若干の傷以外は長期保管によるロックリング周辺からの錆汁が残る程度。アウターチューブのボトムにあるロックピースは底のOリングは購入してないし外すのが面倒なので外しません。他にもOリングは使われていますがそこも交換はしません。
パーツクリーナーで部品に残っている油分と汚れを落とします。
標準設定で
取り敢えず簡単なオーバーホールのみに留めてスプリング・オイル粘度の変更やリバルビングは行いません。走れるのはまだ当分先の話になりそうですし。
カートリッジはΦ20mmなので955iの45mmフォークに使っていたFMGV S2040/FRGV S02を転用可能です。標準のシム枚数は少なく減衰は柔らか目な感じ。
後日各部の寸法を計測したら新しい部品を組み込んで仕上げます。フォークオイルはSS8では無くG10ですが粘度はそれほど変わりません(36→33)。油面は標準の116mmの標準にしておきます。