bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 Oリング試着

ステムシャフト取外し

フォークを組み込む前に購入したOリングの装着テストを行います。

bb1のステムシャフトはベアリング内径よりシャフト外径が若干大きい締り嵌め。ベアリングレースに打痕が付きそう?な位の勢いでアルミ板を挟んでハンマーでシャフトを叩かないと外れません。逆に打ち込み加減でベアリングの初期圧が変わりますので調整に時間が掛かります。

Oリング

今回テスト用にアンダーブラケットのダストカバーに装着されている水分侵入防止Oリング用にOリングを2つ購入しました。線径が約3mmあるG60とAS568-932です。

純正のOリングは長年の使用で幅2.4mm/高さ2.2mmと変形していますが継続利用出来ない訳ではありません。純正のサイズを考慮すれば線径Φ2.4mmのJASOF404-2060が最適かΦ2.62mmのAS568-142が適切と思います。がJASOは在庫がありませんでした。

購入したOリングは線径が3mmと太いものです。ダストシールへの装着自体は溝にフィッティングして問題ありませんでしたが溝深さは2.0mmであるためOリングは1mm高くなってしまいます。シャフトを打ち込んで行きフレームの受け側に接触した際のフリクションの大きさを確認します。

装着テスト

新しいOリングを組み込んでアンダーブラケットをフレームに戻し上ベアリングをシャフトに打ち込んでシャフトの突出しとステムの動きを確認します。

純正Oリングは変形している分、シャフト突出し42.7mmでベアリングのガタも無く滑らかに動きます。新しいOリングは線径が3mmあるため突出し42.5mmの時点でフリクション過多でステムが重くなってしまいました。どうやら次点で2.6mmのAS568-142が適正サイズの様です。もっとも下側を防水しても上側のカバーは半割ナットでしかも隙間部分が車体前方に向いているので防水になっていませんがw。

フォーク組込

Oリングテストを終えてステムとフォークとホイール等を車体に戻しました。アクスルカラーとディスクスペーサーは発注済みで再来週までには納品予定です。それまでは仮組み状態です。

フォークは暫定で突出し45.6mm、プリ5mm、伸3/4、圧5/6戻です。現状サグは20mmになりました。

ゴミ入るのでキャリパーのフルードライン用ボルト穴は後で塞ぎました。ホース・バンジョーアダプター等の購入してホースの取り回しとホース長を測定するためブレーキラインは後回し。
次回はラジエータの電動ファン取付と燃料ホースラインの確保を検討します。

レース用にオイルラインが太いメッシュ化されて配管が変わっているため電動ファンと燃料ホースのラインを確保するのが難しそうな感じです。

その前にパイオリフォークも分解してシールやブッシュなどの寸法測定をしないといけません。