bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 バネ下軽量化実験

対策結果

bb1で再び西海橋と梅園を回って対策の確認をします。
1.ライトカバー◯
2.バッテリー遮熱シート✕
3.カウル遮熱シート◯
4.スプロケットカバー(ワイヤリング)◯
5.フレームクッション✕

バッテリー周辺温度を下げるために第2段としてバッテリー周辺の遮熱シートの厚みを増して、底部分にゴムシートに遮熱シートを貼ったものを置いてみます。フレームクッションはフレームと接触して音を出すシートカウルの後端にクッションを貼ってみる事にします。

西海橋河津桜

梅園

シングルディスク化

元々はφ320mmシングルディスクとピッチ40mmブレンボキャリパーが装着されていましたが、現在はφ43mmのCBR600F4iのフォークに変更し、T595に使ってずっと保管していたピッチ65mmブレンボ4枚パッドキャリパーにφ298mmのGalfer製ダブルディスクと62mm→65mmサポートを装着しています。左右のブレーキ部品の重量を合計すると約6kg位にはなるかと思われます。制動力自体は強力でいささか過剰気味な位です。

折角、Marvicで軽量化した足回りに加えて元のシングルディスク化出来れば重量は半分になりフロントバネ下の軽量化になりそうです。

シングルディスク化検討中

部品が無くてほとんどいじれないパイオリに戻すのは論外ですが、キャリパーピッチ62mmに対応したアキシアルブレーキ形式の300mm→320mm大径化対応のキャリパーサポートはKawasaki用しかありません。HONDA系は310mmでSUZUKIは320mmです。

Kawasakiの場合キャリパーマウントボルトはM10ですからHONDA用のM8ボルトには取付不可です。大径ディスクに対応するフォークは全て770mm以上でbb1には長過ぎです。

 

もっとも今更320mmシングルディスクに戻しても面白く無さそうですし、アキシアル→ラジアルサポートにして330mmへの大径化を検討した方が楽しそうです。

ただし現存するHONDA/SUZUKI対応のラジアルサポートはAGRAS製しか残っておらず、お試しするには高価な部品になるため保留していました。

幸いにもCB1300SF用のラジアルキャリパーサポートを片側だけ入手出来たので次に進む事にしました。

当然ながら

キャリパーピッチ62mmに対応したフロントフォークは各社あり、KawasakiはマウントボルトがM10、HONDA/SUZUKIはM8になります。

更にアキシアルブレーキの場合フォークから伸びるステーの長さで各ディスク径に対応しているため、310mm用のラジアルサポートは296mm対応のフォークにそのままでは装着出来ません。まあ装着画像を眺めてれば何となく駄目そうな感じはしていましたがw。

切削作業中

入手前の懸案はラジアルキャリパーマウントボルトのネジ穴が何処まで掘られているかとフォークのステー部分の形状に合わせた切削が何処まで許容されるかでした。

実際に届いてから確認したら何とか出来そうなので一安心でした。

フォークに充てがって接触箇所を確認し、少しづつ削っては合わせて当たる箇所にマジック塗っては削りを6回程繰り返しました。最初は鉄工ヤスリから始まりリューターとディスクグラインダーに研磨砥石を装着してギリギリまで削っていきました。

切削が終わってマウントボルトが滑らかに捩じ込める事を確認してから削った表面をバフ掛けして磨いておきました。

オフセット確認中

φ298mmのGalfer製ディスクをそのままにして、ラジアルサポートのキャリパーマウントボルト中心からディスクまでのオフセットを実測します。

測定箇所は下の丸穴外径19mm。丸穴外側からローター面まで36.5mm。ガルファーローター厚み5.5mm。計算上はキャリパーオフセットは29.75mm位。

Galfer製ディスクのオフセットはブレンボ互換の10mm。またハブ本体に装着したスペーサーの厚みは4mmだったっけ?

実験に使うキャリパーとディスクは1号機のものを移植する予定ですから、ブレンボのラジアルマウントキャリパーM50のオフセットは30mmですが、330mmディスクのローター厚みは5mmですからハブ本体のスペーサーかM8マウントボルト位置でオフセットを微調整する必要があります。

これは1号機の部品を外さないといけないので、正確な測定は次回に持ち越しです。

ディスク・キャリパー装着

955i 1号機からフルードを抜いて左キャリパーと330mmディスクを取外します。

bb1からはホイールの左ディスクを外します。Galfer製ディスクをオフセットしていたハブスペーサー4mmは今回の330mmディスクのオフセットも同じ10mmのままなのでそのまま再利用します。

キャリパーのオフセットカラー(スペーサー?)は296→330mmへの大径差分の1/2となる17mmを凸面のあるNISSIN用のカラーと1mmのワッシャーを流用して仮装着しました。

ボルトはM10x70mmで丁度良い長さでした。

寸法確認中

キャリパーのパッドがディスクの制動面と正確に一致しているか、キャリパーの取付位置のセンターが出ているかを目視で確認します。

CB1300SF用のキャリパーサポートを流用したので何処かズレ等が出ないか心配しましたが、期待通りの性能を発揮するか実走するまではまだ安心出来ませんが、現時点では取付に関しては問題無さそうで良かったです。

後は発注した17mmオフセットカラーとM10x70mmマウントボルトが届いたらラジアルマスターを移植して組み替え作業をやるだけです。

シム追加

シングルディスク化の確認のためにMarvicホイールを脱着する際に暫定ホイールカラーにシムを追加しました。これはフォークのボトムエンド幅に対してホイール+左右のカラー(+シム)が短く隙間が出来ていたためです。

右側に0.5mmシムを追加し、左はアクスルシャフトの段差の突出しで調整するとキャリパーのディスクセンターが変わりますからパッドの引摺りが起こります。

そこで対向ピストンのセンタリングをリセットする必要があります。

まあ左右で各0.3mm弱程度の動きではあるのですが、1度ピストンを拡げてセンタリングし直せば大体は改善する筈なんですが、今回はマウントボルトを締めるとホイールの回転が重くなりました(^_^;)。

T595の頃から使ってた4枚パッドキャリパーですが、オーバーホールしても今のM50なんかと比べたらピストンのロールバックが小さい感じ。一度キャリパーのピストンを清掃、給脂してロールバックの改善とピストンを押し下げてから再度レバーを握って当たりを調整してやれば良くなります。これで駄目ならキャリパーマウントにシムを入れて調整するところでした。

アクスル並行出し

ついでにYoutubeでやってたアクスルシャフトとフォークの平行出し?芯出し?もいつもは適当ですが今回は真面目にやりました。

理由としてはホイールを回転させるとディスクに微かな偏り当たりが見られたからです。シャフトは流用品で抜き差しがちょっとやり難いのですが、スムーズになるまで右フォークの突出しを偏り当たりが無くなるまで調整しました。調整後の左右の突出し差は0.2mm位です。

bb1 各種対策中

バッテリー遮熱対策

晴れから一転雨が続く日々になりましたが、雨が上がって簡単に出来る作業を行っていきます。

bb1のバッテリーはオイルタンクに囲まれており、下からはエンジンからの熱が昇ってくるバッテリーにとっては過酷な環境です(^_^;)。加えて純正レギュレーターは15V

以上を発電していましたし内と外から痛めつけられているも同然でした。

レギュレーターはSA541Aに交換して14.7Vで安定していますから、今回はオイルタンクからの遮熱にチャンバー用のアルミグラスウール遮熱シートを貼り付けてみました。密着しているから効果の程は微妙な気もしますね。底を塞ぐかどうかは一度試乗して温度の上がり具合を比較してからにします。

行く行くはMFやLiFePO4リチウムバッテリーが装着出来る環境を整えたいと思います。まだ発電電圧が14.7Vとギリギリですがサイズの小さいリチウムバッテリーなら遮熱材も分厚く出来ますしね。

温度センサーは遮熱シートとバッテリーの間に移動しました。

各種保護対策

だいぶカウルが焦げてしまってるので今更ですがティグクラフトのエキゾーストパイプが当たってカウルの右側の一部が焼けてる部分に余った遮熱シートを貼っておきました。

自分はお手伝いだけで走った訳ではありませんがbb1の過去のレース戦歴を残すために保護シールを車検の紙ステッカーに貼っておきました。

シートカウルのビビリ音を解消するためにフレームとシートカウルの隙間にクッションを敷いてみました。車検合格証も保護シールを被せてあります。

スナップリング強化策

F650のスプロケットを抑えているのは表側はスナップリングですが、奥側はOリングです。F650エンジンを転用したbb1では幅広のリヤホイールに合わせて3mm厚のスペーサーでスプロケットを外側にオフセットさせているため、スプロケットに座刳り穴を設けてスナップリングを装着出来る様に対応しています。座刳り穴のせいかC型止め輪(画像中央のスナップリング)だと装着が難しくF650純正の丸S型風の止め輪(画像右のスナップリング)で固定されています。形状は丸S型(画像左のスナップリング)と似ていますが微妙に形状が異なっています。

これを丸S型より固定強度が高いC型に替えようにも19サイズの丸S型でも座刳り穴径がスナップリングのクリアランズ外径より小さくリング穴の外を削っても入りそうにはみえませんでした。

そこで昨年の9月に色々調べてXAMに発注した特注スプロケットが3ヶ月の納期を経て届きました。変更点は座刳り穴の拡大とカバー取付穴の追加でした。

スナップリングサイズ調整

純正品では無く汎用的なJIS規格の軸用スナップリングの内側にリング穴のある丸S型止め輪(左列)と外向きのC型止め輪(右列)を2サイズ入手して昨年9月の調査時にそれぞれ装着出来ないかやってみました。

軸径に合わせたサイズ19では丸S型は装着可能でしたが装着時の変形が大きく再利用は不可な感じです。C型は純正スプロケットの座刳り穴にはリング穴外周を削れば入りそうでしたが、こちらもスナップリング自体の変形も大きく再利用は不可な感じでした。サイズ20では丸S型は装着可能で適正クリアランスを保っていました。C型はクリアランス外径が座刳り穴径を越えているため装着は試していません。

特注スプロケットが届くまで約5ヶ月間をサイズ20の丸S型を純正の代用として装着しましたが、特に問題ありませんでした。

奥に約5ヶ月間使用したOリングは多少表面が箚さくれてますが、こちらも問題ありませんでした。

特注スプロケット仮留め

最初は小雨だったのですが、作業が進むにつれて本降りになって来たのでカバーの作成と特注スプロケットの仮付け確認まで。

座刳り穴はサイズ20のC型のクリアランス外径と同じサイズなのですが装着時はプライヤーで径を広げるとリング穴の突起が引っ掛かるため、最終的にはリング穴の角を少し削って嵌め込みました。

この上に適当に3mmアルミ板で作ったカバーをボルトで固定してガタを最小限にしました。ボルトは試走前にはちゃんとしたものに交換する予定です。

追加スペーサー

スプロケットのカバーが有ればシャフトの頭で抑えられて奥に入る事は無いため、Oリング仕様でも問題無さそうですが、少しでもスプロケットのガタを無くすためにOリングを内径24mmのアルミスペーサーに置き換えてみました。

JIS規格では内径24mmのスペーサーシムとかは無いので自転車のクランクに使われるスペーサーで代用しました。スプロケットにカバーを付ける事でシャフト頭が押さえられてスプロケットが奥に入る力は加わりませんから、クリアランス調整の役割だけです。

勿論、Oリングを外してしまった溝に何か入ってないとスペーサーが偏るのでOリングを半分に切って溝を埋めてからスペーサーを追加しました。しかし追加スペーサー単体ではシャフト奥の段差が面取りされているため、クランクケースのオイルシールに当たらない事だけを確認して厚みを調整します。切断したOリングでは心許ないため、ワッシャー形のゴムパッキンシールで外径24mmになりそうなサイズを見つけてる予定です。

3S(スペーサー・スナップリング・スプロケット)

追加スペーサー+3mmオフセットスペーサー+特注スプロケット+固定カバーの順にシャフトに入れます。スナップリングの溝とスプロケットの面一は事前の測定結果通り4mm厚のスペーサーを追加する事になりました。

追加スペーサー単体だとやはりシャフトの面取りの角がスペーサーとの確実な固定を妨げますが、実際はスプロケットに固定するカバーによってシャフトの頭が抑えられてスプロケット本体はシャフトの奥には入りませんし、シャフトとスプロケットは同時に回転するのでスペーサー自体は密着しつつOリング同様シャフト方向には過度な力が加わる事なく適切なクリアランスが保たれると思いたい。

ただOリングと違ってガタが無いのでスナップリングを完全に溝に入れるのに少々手間が掛かりました。右の画像は正しく入ってない状態のスナップリングです。

まあ試走してみないと判りませんけどね。

ワイヤーロック付きボルト待ち

スナップリングをしっかり嵌め込んで、カバーをボルト留めしました。リヤスタンドで降臨を上げてアイドリングでホイールを回した感じでは特に異音も無く綺麗に回転していました。

カバーを留めるM6ボルトをワイヤーロック可能な穴付きフランジボルトが届くまでは試走は保留です。

試走中

ボルトが届くのを待っていたら遅い時間になりそうだったので、先に給油と買い物に出掛けました。短い距離だけでは特にガタも異音も無く問題ありません。

買い物を終えて戻ってきたらボルトが届いていたので、早速交換してワイヤリングしておきました。横着してカウル外さずにやったらワイヤーツイスターが上手く回せず何度もやり直しとなりました(^_^;)。

その他対策

ゴムシートのお陰でヘッドライトの光漏れはほぼ無くなりましたが、遮熱シートを張ったバッテリー周辺の温度は短距離なので低いですが、それ程緩和されてる感じはしません。

シートカウルのビビリ音対策にクッション材をフレームに貼ってみましたが、ビビリ音はあまり変わらず。もっとフレーム後部のシートカウルと接触している箇所に貼らないといけない様です。

bb1 仕様変更

防水ゴムカバー

取説を読まずにカバーを切ってしまったので、社外の防水カバーを購入しましたがH4バルブ差込タイプではサイズが内径70mmしか無い。ZRX250のライトユニットは小径ライトに合わせて防水カバーを小さ目の内径62mmで嵩が高いタイプ。

ZRX250の防水カバーは廃盤なのかネットでは全くヒットしません。同じスタンレーを採用しているHONDAの防水カバーは在庫が有りそうで取り寄せてみる事にしました。同径かどうかは判りませんけどね。

光軸再調整

座金の爪を更に削って時計回りに修正しました。前後スタンドで水平にしたライトの中心軸の高さを測って、物置の扉にテープで貼り付け。光軸を再度調整しました。

距離が近いからかもしれませんが、若干ハイビームの光軸が高い気もします。まあLEDで車検通す気はありませんのでロービームが対向車の目眩にならなければOKです。

ブレーキSW仕様変更

始動点検でのブレーキランプ点灯確認中。bb1のテールランプが点きっぱなし(^_^;)。
bb1の自作フロントブレーキSWを作動させるアルミ板のアームがズレて頻繁にSWが効かなくなる問題。1号機のブレーキスイッチと2号機のクラッチスイッチは全て同じ仕様で作成しており問題なのはbb1のスイッチのみ。

薄いアルミ板で作ったスイッチアームの剛性問題かと思ったけど、SW本体を固定するベースの位置が悪くてレバーを握った時のSW本体のアームの動きとズレを生じてるみたい。2号機のクラッチスイッチを作った時のベースを参考にしたけど、ブレーキとは異なりクラッチは完全に握り込むから動作範囲の小さいブレーキとは支点を変更しないといけなかったかもしれません。

まあベースを作り直すのも面倒なので、M8のスペーサー20mmとシリコンホースを使ってアジャスターピボットに筒を被せてスイッチにしました。固定はM3ボルトで。ネジが緩んでも落ちない様に束線バンドを追加しています。


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西海橋公園河津桜

試走を兼ねて西海橋公園河津桜の開花状況を確認に。蕾は開く寸前でしたがまだ本格的な開花には至っていない様です。

浦頭国際クルーズターミナル

お金掛けて作ったは良いけど、色々あってクルーズ船が来ないので未だに開設されていません(^_^;)。メリットはハウステンボスが近い事位w。

少し暖かくなってバッテリーの周辺温度は49.8度まで記録。気温が上がったらバッテリー周囲の遮熱対策が必要と思われます。

LEDライト確認中

わざわざ日が暮れてから寒い中ヘッドライトの配光を確認してきました。
全体的には調整もカットレンズのお陰か手間要らずで配光・光軸含めて目立った問題点は有りませんでした。
Lowビームは中央がやや暗くなって左右に配光が広がって見易い。
Highビームは中央の手前にスポット光が当たって光軸が低く感じますが配光は遠くまで照らしています。反射板までの距離を再調整してからもうちょっと上げても良い感じ。


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光量は2号機のカンデラが2倍違うLEDとは較べられないけどまあまあ。
カウルに漏れてる光は何とかしないとね(^_^;)。

1年後の大村湾

1年前、車検を取り立てでここまで走って燃料ポンプの故障でレッカーされたのでした(^_^;)。

今現在は快調そのものです。幾つか課題は残ってはいますが、徐々に改善していく予定です。

bb1 新カウルステー

パイプベンダー導入

長いパイプを緩やかに曲げるのは角に載せて叩いても良いのですが、短いパイプを急角度で曲げる場合は内側が凹む事が多いため、市販のパイプベンダーを購入しました。使うのは10mm/12mmの2種類で良いので高くはありませんでした。

ウインターグローブでキーやメーター操作にアクセスし易い様に全体を三日月状に曲げるのはでは無く台形状に2箇所だけ深く曲げます。

パイプベンダーに12mmのアルミパイプを挟んで少しづつ力を加えて徐々に曲げていきます。ベンダーのローラーに合わせて曲げるのでは無く曲げる箇所を決めてその左右3cm位の範囲をずらしながら力を加えて曲げていきます。

最後は実際にカウルに合わせつつネジ穴の位置に来るまで左右の曲げを微調整しました。

新カウルステー

前作から横バーが水平になったためフォークトップとの隙間も確保され、スクリーンとの間からキーやメーターへのアクセスは容易になりました。反対に横バーの下からはグローブが入りません。

また前作は横バーに対して中央のパイプを引っ張る様に力を加える事でカウルステーに対して張力を掛けていましたが、今回は張力を掛けていませんので振動に対しては若干不利になります。

試走中

新しいカウルステーを装着して、天気も良かったので午後からテストがてら近所を散歩してきました。

新しいカウルステーは右ミラーだけ若干ブレが大きいです。少し張力を掛けた方が良さそうです。

H4 LEDライトは昼間なのでデイライト代わりですが、視認性は良さそうです。バッテリー側に移設して温度計は外気温6度程度の街中をゆっくり走っても最高48度位まででした。冬場は兎も角バッテリー液の化学反応は高温では低下するのでレギュレーターが充電しててもバッテリー本体が充電出来なければ後から補充電が必要になります。今後の夏場の温度次第でしょうね。

ワークマン

革ジャケットを着ていますが、街中の買い物程度に革パンツ(ハーフですが)を履くのも面倒なのでワークマンのマイクロウォームを履いて走ってみました(防風なのはサイズが無かった)。インナーは同じく裏起毛タイツです。

防風では無いですが陽射しのある6度程度の街中走行であれば全く問題ないですね。ただ長時間走行や気温が下がったら膝から大腿部が冷える感じです。気軽に使える感じですかね。

白梅・紅梅

まだ寒さは続きそうですが、近所の梅園の梅は咲き始めてました。

来月辺り暖かくなれば西海橋河津桜が咲く頃合いでしょうか。

bb1 H4ヘッドライトLED

H4 LEDバルブ

bb1の部品を収納するために物置を買った時についたポイントが期限切れになりそうで勿体ないので性懲りも無くH4 LEDを購入しました。2号機に装着しているH4 LEDバルブの光量が小さい版です。

決めてはLEDの形状。2号機のは明るくてもHigh/Lowの発光体が近くて光軸調整が面倒だったので、なるべくハロゲンのフィラメント形状と配置に近いやつにしました。光量は低いですが、夜走る事も無いしLowビームさえ合わせられればなんとかなりそうです。

H4ハロゲン規格では座金からLowフィラメント後端までの距離は28.95mm。4つのLEDはフィラメントより長いですが発光体後端と反射板の距離と左右LEDを分割する垂線の角度を調整しないといけません。
今回は更にH4Rアダプターを挟むためにH4座金の爪をカットする必要があります。

H4R化

H4Rアダプターを充てがって削る箇所に入れた線までリューターで座金を削ります。金属粉が付着しない様にテープで養生したにも関わらずリューターで削ったら座金が溶けたのでただの樹脂と判りました。普通のカッターでも削れますね。事前に説明書をちゃんと読んでなかったせいで座金とバルブ本体が分離可能だと削った後で判りました(^_^;)。

H4R座金の厚みは0.8mm。LED座金の厚みを考慮してもフィラメントの公差内みたいな感じです。
点灯テストでLEDが正常に発光する事を確認した後でライトユニットに装着して点灯したら意外にまともな光軸っぽい感じ。明るさはハロゲンより明るいですが2号機のと較べたら普通かな。

調整中

光軸の変化を確認するために座金に挟むシムリングを0.7mm位のPPシートで作成しておきます。間に挟めばLEDが反射板に近づきます。

まずはH4Rアダプターのみ装着してから左右独立の点灯確認してから全点灯の確認します。

Lowは横に広い配光で水平に収束。グレアは無いけど現状ではHigh/Lowの光軸差があまり感じられません。上部の爪を残しているのでハロゲンバルブの傾きと同じです。LowビームでのLEDバルブの垂線は左下がりで配光は右上がり。爪を少し削れば水平には出来そうです。カットラインは判りません(^_^;)。
Highはスポット配光。悪くは無さそうです。

PPシートのシムを追加しても光軸が若干下に下るだけでしたので、シムは外してH4RアダプターとLEDのみとします。

角度調整

翌日は急激に冷え込んで粉雪がちらついて寒いですが雨では無いし、バルブのトップの爪を削って少し時計回りに角度を変更しました。左ライトの光軸を少し上向きに調整してやると、大分左右の光軸にまとまりが出てきました。

 

明日も雪らしいので天気と気温が回復するまで待ちですね。

bb1 カウルステー修正

カウルステー修正中

夏頃にミラーの振動対策としてカウルステーに30mm幅のアルミ板を使ったT型スタビライザーを装着していました。しかし分厚くてゴツいウインターグローブではステーが邪魔でキーシリンダーまで手が入りません(^_^;)。
そこでセンターを空けようと鳥居型ステーに出来ないかとフレームのハンドルストッパーの土台から板を延ばしてフォークトップが干渉しない位置を確認しました。

CBR600F4iの長いフォークトップを回避するためには、どうしてもステーの角度が直角になるまでステーを延ばさないといけません。振動を抑えるためには左右のミラーを固定する水平バーにテンションを掛けて振動を抑えるデザイン上、鳥居形では変形させずにパイプを曲げる必要があります。現状ではちょっと手に余るかな。
メーターの視認性上、水平スタビバーを上に移動するのも難しい。アルミ板の中間部分をパイプに変えるのが1番簡単かもしれませんね。

最終的にアルミ板を叩いて曲げたアルミパイプに置き換えました。結構力を入れてガツガツ叩いたためアルミパイプは変形して裏側は凸凹にへこんでいます。

調整中

最初はGARMINの固定台を載せるため一部アルミ板にしましたが、メーター操作のためにグローブを差し込む余地を空けるため、水平バーを若干手前に下げた位置ではそれでもキー操作がやり難い事が判ってアルミパイプのみにしました。

グローブは入りますがキーが回し辛いため右手でキーを回せる様にアルミパイプを若干左にオフセットさせました。

キーシリンダーの固定に

M8正ネジのミラーアダプターを使いました。スペーサーの18.5mmに対して18.6mm。

ただしミラーアダプターのネジ長は12mm。トップブリッジのネジ穴深さが足りない事を確認してネジ部分を2mm程削ってタッピングで浚った後にロックタイト塗布して締め直し。0.1mm高さが増えてロックボルト位置は問題無いもののキーシリンダー底部とライトステーとのクリアランスは更にギリギリになりました。

温度センサー移動

キーシリンダーとカウルステーの確認を兼ねて波止場経由でガソリンスタンドにガソリンを入れに行きます。

ガススタの割引週間で172円/Lのハイオク7.5L。太良~大村を巡る多良岳周回は約26.0km/lの燃費。
帰ってカウルステーをパイプの曲げ具合やワッシャーを入れたりする再調整と同時にレギュレータ付近にあった温度センサーをオイルタンクとバッテリーの間に移動しました。
バッテリーに対してオイルタンクからの熱の影響を確認するためです。定期的に液量や充電は行っていますが内部の化学反応は温度に依存しますからね。

外出から戻って暫く経ってからの作業中でも既に45℃を記録。走行中は軽く60℃越えるんじゃ?(^_^;)。現在は排出しているリザーブパイプからの水蒸気をキャッチタンクに溜めて蒸発量を確認する方法もありますが、実際の液温はどうなんでしょうね? 40度越えたら化学反応が低下するという話ですけどね。

バッテリーとオイルタンクとの間には2mm厚のゴムシートが入る隙間はあるけど耐熱シート入れても夏場は無理そうですね。

bb1 冬の海中日和

本日のルート

本日午後の外気温は9度位の暖かさ。良い天気なんで海沿いを走るのも良いかなと、有明海沿いに出掛けてみました。

塩田から鹿島に出ようとしてちょっと道を間違えましたが、鹿島に出て海岸線沿いを南下します。

七浦干拓

肥前七浦駅

左手に海は見えるのですが景色が良くてバイクが停められる場所が見つからず、農地の七浦干拓の堤防に寄ったり、道の駅鹿島に寄ったり、海とは国道を挟んで反対の古い木造駅舎の肥前七浦駅に寄ったりしました。

海中鳥居

太良町に入って暫く走ると海に続く鳥居が見えてきます。丁度引き潮みたいで海の鳥居まで歩いて行ける様です。他の観光客が多いので長居はしませんでした。

海中道路

海中鳥居の隣にある海中道路に移動します。作業車が帰るまで待ってから先端までソロソロと移動しました。なるべく泥はねしない様にゆっくり移動しましたが潮風と塩水を堪能したので帰ったら念入りに洗車しないといけませんね(^_^;)。

youtube.com

フルーツバス停

土曜日で他の観光客と撮影がかち合わない様にして撮影してはさっさと移動します。

バイクは対向車線では沢山見掛けましたが、長崎方面に南下する方向には居ません。
あまり停まってると帰りが遅くなるので諫早干拓地の入口を過ぎた国道から広域農道に乗り換えます。

レインボーロード

多良岳東部から南部を走るのが多佐賀県の太良岳オレンジ街道と多良岳レインボーロード多良岳の西側を東そのぎまで北上するのは長崎県の大村レインボーロードなんですが、その間が繋がって無くて狭い林道を繋いでいつの間にか乗り換える感じです。
走り易いのは道がまだ新しい佐賀県側です。長崎県側は諫早~大村間は信号は無いものの路面は悪いしパトカーも居るw。

途中何かキーを回すとずれるなと思ってたらキーシリンダーを固定するネジが2本とも外れてスペーサー1個と一緒に消えていました(^_^;)。このスペーサーM8穴の高さ18.5mmと市販品には無いサイズなのでどうしようかな~と。
取り敢えずM8の18.6mm高ミラーアダプターを注文しておきました。

洗車

翌日、アルミパイプで暫定スペーサーを作ってキーシリンダーを仮固定してbb1を移動させます。スペーサーは別途代用品になる物を注文しておきました。

海中道路に寄った後に結構泥泥になったのでカウルを外して各部を清掃しました。

給油口ホース

クーラントホース用の耐熱シリコンホースを代用した給油口ホースは、昨日の走行でも特に問題は起こりませんでした。ホース自体はラジエターの熱程度なら問題無さそうです。冬場ですしね。柔軟性が高くて曲げなくても心配は無さそうです。