bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 H4ヘッドライトLED

H4 LEDバルブ

bb1の部品を収納するために物置を買った時についたポイントが期限切れになりそうで勿体ないので性懲りも無くH4 LEDを購入しました。2号機に装着しているH4 LEDバルブの光量が小さい版です。

決めてはLEDの形状。2号機のは明るくてもHigh/Lowの発光体が近くて光軸調整が面倒だったので、なるべくハロゲンのフィラメント形状と配置に近いやつにしました。光量は低いですが、夜走る事も無いしLowビームさえ合わせられればなんとかなりそうです。

H4ハロゲン規格では座金からLowフィラメント後端までの距離は28.95mm。4つのLEDはフィラメントより長いですが発光体後端と反射板の距離と左右LEDを分割する垂線の角度を調整しないといけません。
今回は更にH4Rアダプターを挟むためにH4座金の爪をカットする必要があります。

H4R化

H4Rアダプターを充てがって削る箇所に入れた線までリューターで座金を削ります。金属粉が付着しない様にテープで養生したにも関わらずリューターで削ったら座金が溶けたのでただの樹脂と判りました。普通のカッターでも削れますね。事前に説明書をちゃんと読んでなかったせいで座金とバルブ本体が分離可能だと削った後で判りました(^_^;)。

H4R座金の厚みは0.8mm。LED座金の厚みを考慮してもフィラメントの公差内みたいな感じです。
点灯テストでLEDが正常に発光する事を確認した後でライトユニットに装着して点灯したら意外にまともな光軸っぽい感じ。明るさはハロゲンより明るいですが2号機のと較べたら普通かな。

調整中

光軸の変化を確認するために座金に挟むシムリングを0.7mm位のPPシートで作成しておきます。間に挟めばLEDが反射板に近づきます。

まずはH4Rアダプターのみ装着してから左右独立の点灯確認してから全点灯の確認します。

Lowは横に広い配光で水平に収束。グレアは無いけど現状ではHigh/Lowの光軸差があまり感じられません。上部の爪を残しているのでハロゲンバルブの傾きと同じです。LowビームでのLEDバルブの垂線は左下がりで配光は右上がり。爪を少し削れば水平には出来そうです。カットラインは判りません(^_^;)。
Highはスポット配光。悪くは無さそうです。

PPシートのシムを追加しても光軸が若干下に下るだけでしたので、シムは外してH4RアダプターとLEDのみとします。

角度調整

翌日は急激に冷え込んで粉雪がちらついて寒いですが雨では無いし、バルブのトップの爪を削って少し時計回りに角度を変更しました。左ライトの光軸を少し上向きに調整してやると、大分左右の光軸にまとまりが出てきました。

 

明日も雪らしいので天気と気温が回復するまで待ちですね。