bb1デッド・エンド・ストリート

還暦から再開するビモータ

bb1 エンジン始動前確認

エンジン事前動作確認

空になったオイルタンクへオイルを注入します。
2.5w-40のオイルを2L用意して動粘度を上げるために摩擦低減添加剤のZnDTP,MoDTCを5mlづつ。極圧系FMを9ml、粘度指数向上剤を80ml湯煎して念入りにオイルと撹拌しました。混ぜたオイルはbb1のオイルタンクへ投入。計算上は7.5W-40よりは若干高い動粘度になった筈。F650エンジンは当時の推奨は10W-40辺りでした。

ここから本題。
エンジンの停止期間が判らないのでプラグ外して燃焼室に潤滑剤代わりにAZの超極圧水置換オイルを垂らして追加でスプレー潤滑剤もちょっと吹いておきます。カムカバーはF650と異なりbb1の場合はエンジン降ろさないと外れそうにもないのでカムシャフトの潤滑はお祈りだけ(^_^;)。
取り敢えずクランク右側のサービス・ホールからM6六角レンチを入れ手回しでクランクを2回転ほど回してから固着や異常が無いのを確認しました。
次はバッテリー繋いでセル回し。油圧カムチェーンテンショナーだかオートデコンプがカチャカチャ音がしますが、なんとなく正常そうな。
吊り下げ式のガソリンサブタンクが届いたらエンジン始動を試します。キャブはまだ分解はしません。
フロートが固着してないと良いけど、今までの状態を鑑みても問題なさそうな感じ。

 

速度センサー検知確認

ネオジム磁石が届いたのでディスクボルトの六角穴に2個付けて速度センサー検知テスト。
ACE-2802は磁石検出は1個のみでタイヤの外周長で速度を表示します。
キャリパーを外して120/70-17の外周帳600mmに合わせてテストしましたが、車検前に実速をGPSで比較して外周長を設定します。

残り作業

後はエキゾーストマニホールドのフランジボルトを確実に締め付けて外したカウルを元に戻して電装系に問題ないかウインカーやライト等の確認を行います。
エンジンの始動確認が終わっても車検を取って公道を走れる様になるにはまだまだ作業が残っています。

燃料タンクの接続と燃料ラインのクイックコネクタ化です。また初代bb1には燃料タンクへの給油ホースにアルミの断熱シートを巻いてましたがブリーザーホースと追加された電装の配線に太くなったオイルメッシュホースに挟まれて全く隙間が無いのですが。

それからサイドスタンドの加工に取り掛からないと。スプリングフックも無いし、竹槍みたいな先端では車検に通りませんよね(^_^;)。