オーバーフロー確認中
午後から晴れ間の筈が曇天でした。寒いけど風は無いのでキャブ確認。
ガソリンが溢れても良い様にプラボックスに置いてキャブにサブタンクを繋いでからキャブを前後に大きく傾けてパイロット系からガソリンが漏れるのを確認します。
漏れますが少ない感じでフロートは正常に動作している模様。搭載角度に合わせるとガソリンは漏れません。ただサブタンクからあまりガソリンが減らないのでフロート室のドレンボルトを緩めてみますが一向に出てきません。ポタポタ位。
先端テーパーじゃ無いのかな? 完全に外してしまえばネジ穴からガソリンは出て来ますが。
フロート室確認中
取り敢えずフロート室のボトムを外したら両方ともガソリンは溜まっていました。内部の状態も良く問題無さそうです。
MJは175が入ってました。流石にレース仕様は番手が大きいですね。初代bb1はハイコンプピストン、ティグクラフトのバッフル付きストリートエキゾーストにBST33のパワーフィルター仕様にプラグコードはノロジーを入れて170でした。175は濃過ぎだった様な気がします。
近所の人が帰ってきたので始動テストは後日気温が上がってからにします。しまった素手で作業したので指がガソリン臭い・・・(^_^;)。
燃料タンクホースが
別の確認作業でたまため燃料タンクをbb1に戻す機会があったので給油口から伸びてエンジン下の燃料タンクに繋がる筈のホースを当てがってみました。
レース仕様の短い給油口用に一部カットされた模様で短くなっていました。
カットされた部分と金属パイプでジョイントするにはカットされた短い方の長さが微妙な感じ・・・。さてどうしよう。
車かマリーン用の内径38mmのフレキシブルガソリンホースは販売していますが耐熱性が不明。国産車の給油口と燃料タンクを繋ぐゴム製のフィラーホースのサイズは幾つなんでしょうね? ラジエーター付近は断熱材を巻くとしても内径40mm前後なら代用出来そうです。
スプリングピン位置確認中
本来はこちらの作業が本題だったのですが、ホースで余計な時間を盗られてしまいました。
改造したスタンドにはスプリングを固定するピンがありません。ホームセンターで先端が○リング形状のアイボルトで代用するために購入しましたがbb1にはエンジン下に燃料タンクが存在するせいでサイドスタンドとの隙間が気になります。
そこで燃料タンクを戻しておいて他車種のスタンドに付属していたスプリングを参考に隙間の確認とピンの位置決めを行いました。
ある程度スプリングを伸ばす必要がありますので1.5cm程離れた位置にマジックで線を引いてスプリングとサイドスタンドを上げ下げしてみます。
流用したスプリングが太過ぎて仮にアイボルトの○部分に固定した場合、タンクの側面を擦ります。なのでM6キャップボルトを使って高さを低くしてタンクから離さないといけません。
まあサイドスタンドの上の方は実は中空じゃない部分への穴開けですからタップ切るのは問題無さそうではありますが。中空の場合は長いアイボルトを貫通させて両端でネジ留めする予定でしたが、切断した箇所から覗くと途中までしか中空では無さそうです。
代用下駄候補
溶接が出来ないのでラウンドアイ付きのねじ込み式アンカーを試しに装着してみました。
元々金属にねじ込む様には出来てないので内壁への滑り止め密着方法を考えないといけませんが固定は出来そうです。また丸カンを切断して斜めにカットした樹脂板を作ってやれば角度も問題無さそうです。
エンジン動作確認
さてキャブの準備が整ったのでプラグを新品に交換してエンジンを始動します。
ガソリンサブタンクを繋いで今どきチョークとは呼ばないのかもしれませんがスタータープランジャーを引っ張ってエンジン始動。
エンジンは始動しましたがメーターの油圧警告灯が消えず、タコメーターも動きませんがチョークが効いて高い回転で安定します。暫くすると暖まってチョークを戻してもアイドリングしますがちょっと濃いのか低くて油圧テンショナー?がカタカタ音を出します。アイドリング回転数が低いみたいです。
油圧警告灯が消えないのとタコメーターが回転を検出してないのとクランクケース下のオイル漏れはドレンじゃなくてオルタネーター側の右カバー合わせ面からの漏れが問題ですが、取り敢えずエンジンは元気みたいな。
配線修正後
一旦、部屋に戻って配線図を確認してから実際のコネクタ配線を確認します。
ACE-6552メーター側は9ピン、車体側からタコメーターと油圧警告灯への配線は4ピンのコネクタで間に9-4の中継配線を作って配線していました。案の定両方の線を入れ間違えてました(^_^;)。費用をケチってエーモンの区別が付きにくい黒白ダブルコードを使ったせいでした。
修正後エンジンを始動するとタコメーターと油圧警告灯は正常に作動しました。水温計と電圧計も正常に数値を表示していました。充電電圧はテールランプ点灯・ヘッドライト無点灯で14.5~14.6Vと955iよりは高め。ヘッドライト点灯時は未確認です。
オイル漏れは右カバーのボルトをちょっと増し締めしてみましたが、漏れは変わらず。取り敢えず綺麗に拭き取っておきましたが。
しかし、このカバーボルトは回した時の感触が気色悪い。トルク掛けるとネジ穴舐めそうだしボルトがねじ切れそうな嫌な感触。右カバーのガスケットを交換した方が良さそうです。